友人のOさんが、一緒に行く予定だった方が行けなくなったため、コンサートに一緒に行こうと誘ってくださった。
私はもちろん、二つ返事でOK!
この日のコンサートは、以前行ったベートーヴェン・シリーズ(その時が第一弾だった)の第三弾で、「運命」と「ヴァイオリ
ン、チェロ、ピアノのための三重協奏曲」が演奏された。
今も大阪では緊急事態宣言が出されているけれど、今回コンサートが行われたシンフォニーホールは、感染対策もしっ
かりしているので、あまり心配は無かった。
本番前のホールの中は、こんな感じ。
「運命」は何度も聴いている曲だが、今回演奏された「日本センチュリー交響楽団」の方々の、コロナ禍の中で演奏する
強い意気込みが、ひしひしと伝わってきた。
「三重協奏曲」の方は、たぶん初めて聴く曲だが、ベートーヴェンらしさが随所に出ていて、いい曲だなあと思った。
普段だったら、コンサートが終わると食事しながらお喋りを楽しむのだけれど、今回はそれもできない。
二人で梅田まで歩き、その後別れて、私は梅田からも歩いて帰った。
少々足先が痛み、(この日はすごく気温が高かったので)体全体も疲れてたけれど、ビルの向こうの夕日を撮ったりしな
がら、マンションへと向かった。
途中で、春を告げる沈丁花の花を、この日初めて見ることができて嬉しかった。
(付記)
先日の「サワコの朝」に、“7本指のピアニスト”の≪西川悟平さん≫が出演されていた。
西川さんは、音楽家などがよく襲われる病気・ジストニアに罹られ、一時期は5本しか指が動かないときもあったそうだ。
今では7本の指で演奏されてるが、7本で演奏されてるとは思えない程の名演奏だった。
いろんな方がいろんな障害に見舞われながらも、それを乗り越えられている!
久し振りに、感動を覚えた「サワコの朝」でした。
コンサートとは関係ないですが、音楽繋がりで載せさせていただきました。