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先日亡くなられた瀬島龍三氏は何を聞いても先に3案を
提示されてから、その中のどれが良いと結論を語られた
とのこと。惜しむ声が多いが、寿命には勝てない。
今の内閣に、瀬島氏のような人がいないと嘆く向きもあ
るが、瀬島氏は明治に生まれ、明治維新、日清、日露、
大東亜戦争、敗戦の混乱といった時代が生んだ人だった
のではないだろうか。
ところが、今の時代、我々も含め、「えらいことしてし
まった!」という自責と、外国からの圧力と政策。「そ
れみたことか」の自慮教育。肝心の確信を持って戦争を
遂行した人達は真っ先に突撃して果ててしまっている。
「何もかも自分が悪い」ことにしてしまって今日の日本
だ。「先祖を敬う」というのは道徳だけでなく、ある種
の法則だろうと思う。先祖を否定して、代々栄えた家や
国家が過去に存在しただろうか。