道州制の在り方を検討している首相の諮問期間「地方制度調査会」の専門小委員会は13日に3つの道州分割案を提案した。3つの案とは1つ目は8道州に、2つ目は9道州に、3つ目は11道州に分ける案である。ただしどの案でも北海道と東北州(青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島)は変っていない。
道州制で国の権限が移譲され、地方の主体的な政治ができるというが、私は反対である。というのは、地方の過疎化は一層深刻なものになるからである。ちなみに私が愛する石川県は8道州案・9道州案では「石川・富山・岐阜・愛知・静岡」の中部州に、11道州案では「福井・石川・富山・新潟」の北陸州に属する。
しかし、中部州の場合は、州都が名古屋に置かれることは明白で(もしそれ以外なら莫大な州都建設費がかかりそれもまた問題)、北陸地方の石川・富山は州都から遠く、一層の過疎化を招くだろう。さらに言えば、石川県の先端にある能登半島は壊滅的なダメージを受けるであろう。中部州の予算はおそらく愛知・静岡に優先的に配分されるものと思われる。
一方、11道州案の北陸州の場合は新潟に州都が置かれるものと思われる(州の位置的配慮から金沢・富山になる可能性もあるが)。というのは、田中角栄元首相の影響から新潟は政府お気に入りのだからである。そうなるとまた、石川・能登は置いてかれる(まあ中部州よりはましだが…)。
今の能登半島はただでさえ、金沢から遠くに置かれ疎外されているのに、道州制導入により一層の過疎化を招くのは間違い無い。政府は地方の振興をどうかんがえているのか。少子化の影響で事態はさらに深刻である。
ではどうするか。私は本当は石川県を分県して「能登県」と「加賀県」にしたい。しかし、このご時世経費を増やすそんなことは不可能なので、現在の都道府県に権限を委譲するのが一番いいと思う。ただでさえ市町村合併が進み、旧町村地区は市議会議員も減らされ、予算も削減されている。これも時代の趨勢なのだが、必要なところは地方にも予算を配置しなければ一層日本列島の都市集中化を招く…。
道州制で国の権限が移譲され、地方の主体的な政治ができるというが、私は反対である。というのは、地方の過疎化は一層深刻なものになるからである。ちなみに私が愛する石川県は8道州案・9道州案では「石川・富山・岐阜・愛知・静岡」の中部州に、11道州案では「福井・石川・富山・新潟」の北陸州に属する。
しかし、中部州の場合は、州都が名古屋に置かれることは明白で(もしそれ以外なら莫大な州都建設費がかかりそれもまた問題)、北陸地方の石川・富山は州都から遠く、一層の過疎化を招くだろう。さらに言えば、石川県の先端にある能登半島は壊滅的なダメージを受けるであろう。中部州の予算はおそらく愛知・静岡に優先的に配分されるものと思われる。
一方、11道州案の北陸州の場合は新潟に州都が置かれるものと思われる(州の位置的配慮から金沢・富山になる可能性もあるが)。というのは、田中角栄元首相の影響から新潟は政府お気に入りのだからである。そうなるとまた、石川・能登は置いてかれる(まあ中部州よりはましだが…)。
今の能登半島はただでさえ、金沢から遠くに置かれ疎外されているのに、道州制導入により一層の過疎化を招くのは間違い無い。政府は地方の振興をどうかんがえているのか。少子化の影響で事態はさらに深刻である。
ではどうするか。私は本当は石川県を分県して「能登県」と「加賀県」にしたい。しかし、このご時世経費を増やすそんなことは不可能なので、現在の都道府県に権限を委譲するのが一番いいと思う。ただでさえ市町村合併が進み、旧町村地区は市議会議員も減らされ、予算も削減されている。これも時代の趨勢なのだが、必要なところは地方にも予算を配置しなければ一層日本列島の都市集中化を招く…。