畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

子育て環境整備って何?

2012-01-18 06:55:00 | 政治・経済
 新聞の読者投稿欄にこんな内容が書いてあった。

 我が家は共働きで、保育園児が一人。二人目が欲しいけれど、子どもが熱を出すと保育園の登園拒否、登園中に熱を出すと保護者が呼び出され仕事を放棄せざるをえない。保育園に看護師を配置し、多少の病気なら預かってもらえることが子ども手当てより必要な子育て環境整備じゃないか、と。


 う~んこれってどうなんだろう。うちの妻も娘が病気になった時に「小児科の病児保育に登録して申込む」といったので、私は反対したことがある。でも、どうなんだろう。なぜ母親は子どもが病気の時にも子どもを預かってほしいのだろうか。


母親にも仕事があり、簡単に仕事を休むわけにはいかない。母親が病気の子どもの側にいても何もできない、とい理由がある。

 父親は家庭のことで仕事を休みを求めるのは言いずらいし、仕事も忙しいからできれば母親に任せたいという理由がある。


 結果、父母の思惑は「仕事優先」で一致し、子どもを病気でも預かってほしいとなる。


 では子どもの気持ちはどうなんだろう?病気の時はどうしてほしいんだろう?きっと看護師に見てもらうより、保護者と一緒にいたいのが本音じゃないかな?
 子ども心に、病気で弱っているときに側に保護者がいなかったら寂しいんじゃないかな。仕事を優先させる保護者に落胆するんじゃないかな。そんな保護者の言うことを子どもが何か叱った時に聞いてくれるかな?
 そしてそういう子どもが大きくなったときに、しっかりと子育てできるのかな?人間は子育てまで分業し、外部に任せていいんだろうか。東日本大震災で考えさせられた家族の絆。人間関係をもう一度根本から考え直してみるのはどうだろうか。


 具体的に私たちができる行動は、夫婦仲良くかな。母親の代わりに父親が休んで病気の子どもを迎えに行く。できないときは母親を労う。そんな父親の行動が母親を支えるのかも…。本当の子育て環境整備は父親の子育てへの理解と協力だ!なんて私は思っちゃう。