畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

国家財政の無駄削減に関する考察

2012-01-24 19:27:00 | 政治・経済
 国家財政の無駄削減で、現在の予算92兆円を78兆円ほどにする。14兆円削減。年間の国債返却額が22兆円なので昨年度並の税収(48兆円)とすると、30兆円の新規国債発行となり、差し引き8兆円の国債増加となる。ここで消費税を10%にすると10兆円の税収増となり、新規国債は20兆円となり、プライマリーバランス(財政の収支均衡)が取れる。単純なる机上の空論だけど、日本の財政ではこのくらいの規模でないともうやっていけない。


 では、14兆円もの歳出削減をどう捻り出すか。私には具体的な案など何もない。政権を取るまでの民主党のマニフェストが取らぬタヌキの皮算用だったように、政権の内情を知らなければ詳細な案など作れない。でも歳出削減のための方策を考えることはできる。


 まず、予算の作成で無駄を省くにはどうすればよいか。それは一律に予算を省庁ごとにカットすること。日本人は与えられたものでなんとかできる能力を持っている。まずは予算の一律20%カットから。これで約18兆円は削減できる。


 ただ、必要な政策と無駄な政策の仕分けが必要。それを分けるために事業仕分けの手段を使う。マスコミや一般市民が見てる前で予算を作る。当然横槍が入るが、削減については受け入れ、予算の増加ついては受け入れない方針にする。


 公開予算でつくったものは閣議決定し、勝手に復活させない。


 情報公開が最善の手段なんて私はこれっぽっちも思っていない。ただ、情報公開することにより、オープンに議論したというアリバイ作りができ、予算削減によって不利益がでる団体の裏ルートの抗議をマスコミによって潰す効果はあるかもしれない。


 大事なことは首相が全予算に責任を持つこと。20%削減できなかった予算や無駄予算については、首相本人が関与し採決すると内閣がブレない。首相も他の公務が忙しいから、副首相を置きその人物は予算専任とすればいいかな。


 あとは、政権党の内部が首相に造反しなければなんとかなる。


 まあそんなうまくはいかないと思うけど。あくまで私が考える案です。