「ぬえの会」の前後から続く怒濤の催しも折り返し点にたどり着きました。
日曜日には国立能楽堂で師家のお弟子さんの発表会のお手伝いをし、翌日の月曜日には早朝から出かけて岐阜に行きました。「ぬえの会」でお手伝い頂きました京都の深野新次郎師の、これまたお弟子さんの発表会だったのです。
深野師は ぬえから見れば親子ほども歳が離れている大先輩ではありますが、ぬえはこの方とは大の仲良しで、一緒に二人だけでアメリカの大学で講義と公演をしたり、お互いに催しのお手伝いをお願いし合ったり、と、もう長いこと親交を深めさせて頂いております。と言っても ぬえなぞは なかなか自分の催しを開くこともままならないので、数年にいっぺん程度、深野師をお招きできる程度なのに、反対に深野師は毎年 ぬえをご自分のお弟子さんの発表会にお招きくださって、なんだか ぬえは深野師には恩になりっぱなしなのですが。。それでも旅の楽しい思い出もたくさん共有しているせいか、「ぬえの会」で深野師にシテの装束を着けて頂いているとき、ぬえは思わず「。。まるでアメリカに来ているような気分ですね~~」などと軽口を叩いてしまいました。
そんなこんなでお邪魔した岐阜県ですが、じつは ぬえ、2週間前にも「長良川薪能」のお手伝いで岐阜に来ておりました。なんだか今年は岐阜に縁があるのかいな。このたびは東京から一人お邪魔した ぬえは、新幹線を降りると、お迎えに来てくださった師のお弟子さんの車に乗り込み、のんびりと長良川や木曽川を眺めながら会場となったお寺に到着しました。深野師と1週間ぶりの再会を果たし (^◇^;)、お弟子さんとも挨拶を交わしていたら。。あれあれ、師のお弟子さん何人もから「先日は拝見しました。おめでとうございます」なんて挨拶されちゃった。どうやら皆さん、わざわざ東京にお運び頂いて「ぬえの会」にご来場頂いたようで。。1週間後にご自分の発表会を控えておられながら、「ぬえの会」で深野師にお仕舞の披露を願ったことから、それをご覧になりにわざわざお越し頂いたらしいのです。。恐縮。
また今回の発表会では ぬえ、素謡の地頭のお役まで頂戴しておりました。事前に頂いた番組を見てびっくり。大先輩を「横に従える」ような格好で謡う、なんて事はこの世界では考えられないことなので辞退させて頂こうとしたのですが、師は「いえいえ、お気楽な催しとお考えくださればいいんです」なんて仰られて。。ぬえ、バクバクする心臓をなだめながら勤めさせて頂きました。緊張しっぱなしでしたが、こんな所も師のお人柄ですね~~。そういえばアメリカでも師のお人柄と芸は評判で、ぬえがアメリカに再訪するときも現地で受け入れして下さった大学からは「あの。。深野さんも同行されますよね?」と事前に確認が ぬえに入ったほどでした。
師のご子息、貴彦くんもずっと ぬえは懇意にして頂いて、彼はこの8月に長女が誕生されました。も~~、楽屋でチェックしたらやっぱり携帯の待ち受け画面は赤ちゃんの写真だし、おじいちゃん(深野師)もおばあちゃんも、貴彦くんも、もうメロメロだし。発表会のあとにお招き頂いた宴会の会場には貴彦くんのご自宅から「パパ早く帰って来てね(はあと)」みたいなメールが来るし、それをまた嬉しそうに ぬえに見せるし。。はいはい、ご馳走さま。(^^)//””””””パチパチ
日曜日には国立能楽堂で師家のお弟子さんの発表会のお手伝いをし、翌日の月曜日には早朝から出かけて岐阜に行きました。「ぬえの会」でお手伝い頂きました京都の深野新次郎師の、これまたお弟子さんの発表会だったのです。
深野師は ぬえから見れば親子ほども歳が離れている大先輩ではありますが、ぬえはこの方とは大の仲良しで、一緒に二人だけでアメリカの大学で講義と公演をしたり、お互いに催しのお手伝いをお願いし合ったり、と、もう長いこと親交を深めさせて頂いております。と言っても ぬえなぞは なかなか自分の催しを開くこともままならないので、数年にいっぺん程度、深野師をお招きできる程度なのに、反対に深野師は毎年 ぬえをご自分のお弟子さんの発表会にお招きくださって、なんだか ぬえは深野師には恩になりっぱなしなのですが。。それでも旅の楽しい思い出もたくさん共有しているせいか、「ぬえの会」で深野師にシテの装束を着けて頂いているとき、ぬえは思わず「。。まるでアメリカに来ているような気分ですね~~」などと軽口を叩いてしまいました。
そんなこんなでお邪魔した岐阜県ですが、じつは ぬえ、2週間前にも「長良川薪能」のお手伝いで岐阜に来ておりました。なんだか今年は岐阜に縁があるのかいな。このたびは東京から一人お邪魔した ぬえは、新幹線を降りると、お迎えに来てくださった師のお弟子さんの車に乗り込み、のんびりと長良川や木曽川を眺めながら会場となったお寺に到着しました。深野師と1週間ぶりの再会を果たし (^◇^;)、お弟子さんとも挨拶を交わしていたら。。あれあれ、師のお弟子さん何人もから「先日は拝見しました。おめでとうございます」なんて挨拶されちゃった。どうやら皆さん、わざわざ東京にお運び頂いて「ぬえの会」にご来場頂いたようで。。1週間後にご自分の発表会を控えておられながら、「ぬえの会」で深野師にお仕舞の披露を願ったことから、それをご覧になりにわざわざお越し頂いたらしいのです。。恐縮。
また今回の発表会では ぬえ、素謡の地頭のお役まで頂戴しておりました。事前に頂いた番組を見てびっくり。大先輩を「横に従える」ような格好で謡う、なんて事はこの世界では考えられないことなので辞退させて頂こうとしたのですが、師は「いえいえ、お気楽な催しとお考えくださればいいんです」なんて仰られて。。ぬえ、バクバクする心臓をなだめながら勤めさせて頂きました。緊張しっぱなしでしたが、こんな所も師のお人柄ですね~~。そういえばアメリカでも師のお人柄と芸は評判で、ぬえがアメリカに再訪するときも現地で受け入れして下さった大学からは「あの。。深野さんも同行されますよね?」と事前に確認が ぬえに入ったほどでした。
師のご子息、貴彦くんもずっと ぬえは懇意にして頂いて、彼はこの8月に長女が誕生されました。も~~、楽屋でチェックしたらやっぱり携帯の待ち受け画面は赤ちゃんの写真だし、おじいちゃん(深野師)もおばあちゃんも、貴彦くんも、もうメロメロだし。発表会のあとにお招き頂いた宴会の会場には貴彦くんのご自宅から「パパ早く帰って来てね(はあと)」みたいなメールが来るし、それをまた嬉しそうに ぬえに見せるし。。はいはい、ご馳走さま。(^^)//””””””パチパチ