去年の夏に ぬえも1日だけ撮影に参加しました映画『必死剣 鳥刺し』がついに公開されるそうですね。
藤沢周平さんの短編小説の映画化で、山田洋次さんが監督を勤めて2004年に公開された『隠し剣 鬼の爪』の続編に当たる映画です(今回の監督は平山秀幸さん)。
ぬえは映画に出演するのは初めての経験でした。いや、出演といっても能の場面の地謡の役ですんで、映っていないかも~。それでも撮影のためにセットの能舞台が建てられたり、場面の設定の季節は桜が満開の春なのに撮影は夏だったり…なんというか、力ずくでそこにないものをリアルに現出させる、という手法を見て、驚嘆しました。能がお客さまの想像に任せて最小限の演技を目指すのとはあまりに対極的な経験でしたね~。
今日…7月5日に試写会が開かれまして、ぬえもお誘いを受けたのですが、あいにく今日は『自然居士』の稽古を師匠につけて頂き、明日の朝は『自然居士』の稽古能の予定となっています。まさに今の ぬえは『自然居士』に どっぷりとはまった生活をしておりますので、試写会は辞退させて頂きました。
んで、劇場公開は7月10日なのだそうですね…ありゃ、ぬえの誕生日だ。ともかく『自然居士』が終わらない事には何も出来ないですが、そのあとにゆっくりと、ちゃあんと入場券を買って映画館に見に行きたいと思います~。
→『必死剣 鳥刺し』公式サイト
→予告編(能の場面が一瞬映ります)
ちなみに、この時に演じられた能は『殺生石 白頭』で、シテを舞われたのは師匠家の若先生でした。
じつは撮影よりもずいぶん以前に、監督さんからシテに「恨み」というモチーフの能を舞台で演じてほしい、という相談があって、それで『殺生石』が選ばれたのだそうです。そんで、『殺生石』ならば「白頭」の小書がついている方が断然面白いだろう、ということになって、さて最近誰かやったっけ? ああ、そうだ、ぬえくんがやってるよ。となって、ぬえが録画を監督さんやおシテを勤められる若先生に貸して差し上げることになったのでした。(^◇^;)
だから撮影のときの装束や面は、ぬえが演じたときのそれと ほとんどそのまんまです。(;^_^A 録画と全然違った装束を選ぶと、監督さんの持っていたイメージを壊してしまうでしょうしね。
映画では冒頭のシーンにだけ能は登場するようです。なんだか楽しみ~ (*^。^*)
◆関係記事◆
→撮影の報告記事
→撮影の報告記事(続)
→ぬえの『殺生石 白頭』
藤沢周平さんの短編小説の映画化で、山田洋次さんが監督を勤めて2004年に公開された『隠し剣 鬼の爪』の続編に当たる映画です(今回の監督は平山秀幸さん)。
ぬえは映画に出演するのは初めての経験でした。いや、出演といっても能の場面の地謡の役ですんで、映っていないかも~。それでも撮影のためにセットの能舞台が建てられたり、場面の設定の季節は桜が満開の春なのに撮影は夏だったり…なんというか、力ずくでそこにないものをリアルに現出させる、という手法を見て、驚嘆しました。能がお客さまの想像に任せて最小限の演技を目指すのとはあまりに対極的な経験でしたね~。
今日…7月5日に試写会が開かれまして、ぬえもお誘いを受けたのですが、あいにく今日は『自然居士』の稽古を師匠につけて頂き、明日の朝は『自然居士』の稽古能の予定となっています。まさに今の ぬえは『自然居士』に どっぷりとはまった生活をしておりますので、試写会は辞退させて頂きました。
んで、劇場公開は7月10日なのだそうですね…ありゃ、ぬえの誕生日だ。ともかく『自然居士』が終わらない事には何も出来ないですが、そのあとにゆっくりと、ちゃあんと入場券を買って映画館に見に行きたいと思います~。
→『必死剣 鳥刺し』公式サイト
→予告編(能の場面が一瞬映ります)
ちなみに、この時に演じられた能は『殺生石 白頭』で、シテを舞われたのは師匠家の若先生でした。
じつは撮影よりもずいぶん以前に、監督さんからシテに「恨み」というモチーフの能を舞台で演じてほしい、という相談があって、それで『殺生石』が選ばれたのだそうです。そんで、『殺生石』ならば「白頭」の小書がついている方が断然面白いだろう、ということになって、さて最近誰かやったっけ? ああ、そうだ、ぬえくんがやってるよ。となって、ぬえが録画を監督さんやおシテを勤められる若先生に貸して差し上げることになったのでした。(^◇^;)
だから撮影のときの装束や面は、ぬえが演じたときのそれと ほとんどそのまんまです。(;^_^A 録画と全然違った装束を選ぶと、監督さんの持っていたイメージを壊してしまうでしょうしね。
映画では冒頭のシーンにだけ能は登場するようです。なんだか楽しみ~ (*^。^*)
◆関係記事◆
→撮影の報告記事
→撮影の報告記事(続)
→ぬえの『殺生石 白頭』