Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

ツラい…,急性副鼻腔炎

2013-01-18 | 2人育児

そういえば,「この冬はまだ風邪すら引いていないわぁ~」なんて余裕噛ましていた先週(水曜日),この冬どころじゃない.よく考えてみても息子を産んで以来ちゃんと風邪なんて引いたことが無い!なのに,風邪引きました….「あっちゃ~,熱出るかなぁ?」と覚悟を決めていたら,切れの悪い喘息のような咳だけで2日ほどで治まり,「な~んだこんな程度で終わったか…」と新居の床張りをムキになってやってた(日曜日),その翌日の月曜日.

信じられないような咳.咳をしてもしても治まらない….

と苦しんだ,その翌日(火曜日).

人生でこんな痛みは経験したことがないと言い切れるほどの喉の痛み.そして頸部(首)リンパ腺の腫れ.痛くて首が回らないし,振り向くこともできない.基本的に風邪を引いても,喉の風邪で苦しむことの無いタイプだったので,どういうことか非常に戸惑う.唾を飲み込むのも辛い….こりゃあこの後高熱か…?と不安になりつつも,このまま自然治癒していくのか,それとも潔く内科へ受診するべきなのか,それとも専門の耳鼻科へ行くべきなのか悩みつつ日が過ぎる.

翌(水曜日)朝,喉の痛みも,リンパ腺の腫れも少し引いたように感じたので,「こりゃあ良かった良かった」と安心していたら,なんか左頬部に圧迫感.おまけに虫歯は無いはずなのに,左上の前歯~奥歯全体の根尖部分にも鈍痛.「えええっ?!生まれて初めて感じる痛みだ.何なんだ?」と検索したら,どうも急性副鼻腔炎らしいということがわかった.風邪をこじらせちゃったのか…と落ち込む.

で,慌てて耳鼻科を調べ捲くり連絡.この辺はというか,NYの多くの医院もだけど,よっぽどの急患以外飛び込み患者は診ない.私の痛み程度じゃ先ず急患には該当しない.当日予約も受け付けない.診察も夕方5時にはきっちり終わっちゃうところも多いし.よって,翌日まで待たねばならない….自分の医療保険が全ての医院で適用するわけでもないので,その辺も調べなくてはいけないし,そういう点が非常に不便なのよねアメリカの医療って.こっちはいつも以上に体調悪く横になっていたいのに,必死で病院探しをしなくてはいけない….

不便だけど痛み止め飲みながら待ち翌日(木曜日)病院へ.

先生,私の顔を見て,声を聞くなり,「ありゃりゃ,こりゃ副鼻腔炎だね.左側の!」と当てた!まだ何も説明していないのに….

てっきり風邪をこじらせてのことだと思っていたから,1週間前に喉風邪らしきものを引いたことを伝えると,先生は納得いかない様子でう~~~ん…と首を傾げてる.なので続けて新居の床張りをしたことを伝えると,「これだ!!」という顔をして,「木の粉やら埃やらを吸ったでしょ?」と言われた.確かに,使おうと思ったらマスクがサッと出てこなかったので,邪魔臭いし,マスクを付けずに作業した.

「風邪からじゃなくて,何かを吸って激しいアレルギー反応からの炎症だね.まあ風邪で免疫力が落ちていたところだったのもあるだろうけれど.可哀相にこんなにサイナス(副鼻腔)腫らして,歯にも響くだろうに.小さい子供がいるとそばでバタバタされるだけでも疼くでしょう?もう大丈夫だよ.いい薬を処方しておくから,すぐにラクになるよ.でもこれからDIYするときは,絶対にマスクをするようにね!特に粘膜が敏感で,既往歴に長年喘息を患っていたんだったら尚更だよ!」と先生.

とても優しい耳鼻科の先生で救われた….日本の耳鼻科で鼻の奥触られるのって,痛い嫌な思いしかしたことなかったから,正直診察が怖くって,「お母さん怖いよ~.お母さん怖いよ~.」と小声で呟く私の手を,2歳の娘がぎゅと握ってくれて「リンちゃん 一緒いるから お母さん 頑張らないと ダメよ」と励まされていた状態….2種類出された抗生物質のうちの1つは,なんと6日分で$100越える薬だって,一体どんな薬なのかと驚いたけど,幸い保険で9割以上カバーされた.

ということで,若干頬部に緩い鈍痛はあるものの,少しずつラクになっています.それにしても同じような環境の中作業していた旦那も,鋸のそばに腰掛けてず~っと作業の様子を見ていた義理父もなんともないの.私だけこんなことになっちゃって,「気は強いし態度もデカいが,やっぱり作りはか弱いんだな….作業環境を気をつけてやってなくてごめんな.」と旦那に言われた.喧嘩売ってんのか,気遣ってくれているのか分からない言葉(いつもだけど…).

ここ数年,病気という病気もせず,サプリメントも摂らず,体に鞭打って頑張ってきたけれど,今年は体調管理をきちんとしなきゃなぁと身に沁みました.「アラフォーなんだし,用心しなさいよ!」と日本の母からもメールが.

でもまあ,急性副鼻腔炎が経験できて(って別にしなくてもいいけど),アレルギーからであれば他人にうつる心配もないし,いい耳鼻科の先生と巡り合えたのは良かったかな?これからは子供も含め(息子はいつも喉風邪だし),風邪を引いたらすぐにここにお世話になろうと思います.一般内科ほど混んでないし,やっぱり首から上にかけては専門なだけに,診察も的確かな?

応援クリックしていただけると励みになります

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする