Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

アメリカに住むアジア系

2021-03-20 | 派閥・組織

アメリカに住むアジア系にとって
非常に住みにくい状況になってきました。
(今のところは)

日本で報道されているかどうかわかりませんが、
アジア系、特にお年寄りを
突然殴り飛ばしたり、
突き飛ばしたり。
アジア系オーナーの店に入って
銃撃したり…。
 
そんなニュースばかりが入ってきて
気分が悪いったらない…。
 
きっかけは、トランプの発言した
「チャイナウイルス」だと思っています。
今のところ被害に遭っているのは
中国系ばかりだけど、
アメリカ人は、中国人、韓国人、日本人、台湾人の
区別も違いも、言語の違いも分からない人(アホ)がほとんどなので、
アジア系をターゲットにしていることで
間違いありません。
 
こんなことが、黒人一人にでも起きたら
「Black Lives Matter 」みたいに
デモが起きたり、大きな人種問題に発達するけれど、
アジア人に起こった場合は、
大きく取り上げられないのがアメリカ。
だからアジア系たちがSNSで拡散していきます。
 
そう考えると、
一番虐げられている人種は
アジア系ってことになると思うけどね。
(昔っから思ってる。
一番人種差別を受けているのはアジア系。)
 
サンフランシスコで70歳の中国系おばあさんが、
体の大きな30代の白人男に
意味もなく突然左目を殴られ、
おばあさんが、
その辺にあった木製の板のような物を捕んで、
白人男の顔面を殴り返し、
その男、口から血を垂らしてぶっ倒れました。

なっさけない白人だよ。
と思うけどね。
 
アメリカ人の警察が大勢来て、
目の周りが腫れてるおばあさんは路上で放ったらかしなのに
白人男はストレッチャーに乗せられて運ばれてたわ。
最初に病院に運ばれるべきは、
年齢的にも、被害的にも、おばあさんだと思うけど。
警官もその辺がピンと分からないクズばっかだからな。


おばあさんは、アメリカ中のアジア系で称賛を浴びています。
よくやり返したって。
(こんな絵まで出来ちゃって。)

私もそう思う。

やり返すことが、
戦い返すことが、
争いやヘイトクライムを鎮めるとは思えないけれど、
やられたら倍返しで何が悪い?
と正直思う。

ヘイトな気持ちは、
簡単に鎮まるものじゃないしね。

もし、このおばあさんが、
ファンドレイジングで治療費募ったら、
直ぐに億の金額が集まるわ。

アジア系は、何をやってもやり返してこないと舐められている。
言い返してこない。
やられっ放しの人種だと思われている。

そうじゃないのにね。
アジアの政治見てみろよ!
大人しくやられっ放しなのは日本くらい。

やっぱ、攻撃してくる相手をビビらせなきゃいけないことって、
あると思う。

黒人達のように、表面的な大騒ぎはしないけれど、
「くっそ~、今に見ておれ。」
という、
腹の底から湧き上がる闘志のようなものを感じ、
絶対に違う形で、
状況を変えて見せると思う人が多いのがアジア系。

今は確かにアジア系には不利で危険な状況。
今の状況から身を守るためには、
護身用の武器みたいなのを持って歩くとか、
極力一人で出かけない、
ひと気のいないところをふら付かないなどをしながら、
アメリカ政府がアジア系に対する人種問題に対しての動きと、
コロナの収束の様子を見ていくしかないけれど、

これを切っ掛けに、
アメリカのアジア系が結束することになれば
大きなチャンスだと思う。

簡単なこと。
今現在、アメリカのマイノリティー全部集めたら、
白人の数を超えるわけ。
10年後、20年後、
どっちが少数派になるか、
先を見越して行動したほうがいいと思うけど。
まっ、とはいえ、
アジア系以外の他の人種は、
他人事のようにアジア系差別を見ている人が殆どだけど。

まっ、自分の身に危険に晒されるかどうかだもんね。
基本。

優秀高校の9割がアジア系。
優秀大学もアジア系が3分の1~半分。
この子達が、
アメリカの未来を背負っていくと考えたら、
アジア系に媚びて生きていくと企ててもいいくらいだと思うけど。
彼らのお爺さん、お婆さんに当たる人たちを
攻撃してんだから、
恨まれる覚悟はしてるんだろう…。

10年後、20年後、
アメリカに住むアジア系の子供達にとって
有利な環境を作ってあげるには、
ここで私くらいの世代が、
基盤を作ってあげるしかないと思ってる。

あえて言うけど、
住み易い社会じゃなくて、「有利な環境」。

人種差別は絶対に無くならない。
それはアメリカでという話じゃなくて、全世界で。
アメリカにおいては、
「白人は100%差別する側」という事実が変わらない。
そもそもが白人にとって有利な国なんだから、
だったら、アジア系にとって有利な環境を作るしかない。

ともあれ、
4年前からアジア系ママ友、みんなに言ってんの。
護身用の武器を作ろうって。
武器に見えない武器。
サッと武器に変わる武器。
絶対に脱がせられないボディスーツとか。
(レイプ防止に)

素手では戦えないから、
護身術習っても意味がない。
だったら、武器を使うしかない。

ニューヨークは、
護身用のナイフも、崔流スプレーも、スタンガンも、
バタフライナイフも、伸び縮する警棒みたいなのも、
全て所持するのは違法になってる。
(持ち歩いてた時期があったけど)

だったら違法じゃない武器を作って所持するしかないでしょ?
って、
こっちは本気で言ってんのに、
みんな冗談だと思ってんだよね。
私は、常に本気で言ってんのに。

だから、ブログでもいつか書いたと思うけど、
私は、サッと外せるチャンピオンベルトみたいなのしてるの。
何かあったら、これで殴ってやろうと思ってるから。
あとは、ガラス製の弁当箱。
掴みやすい水筒。
何かあったときに、武器となることを
常に考えてる。

以前思ったのは、
歯科用の切れ味の良いスケーラーを常に鞄に入れておいて、
「仕事用」ってことで所持するのは違法じゃないよな~って。
鎌型よ。

とまあ、
常に武器を考えなきゃいけない社会に住んでいるっていうのは、
ある意味悲しい話ですけど、
秘密兵器を考えていると思えば、
楽しいもんです。

あとはまあ、
アジア系ギャング(ヤクザ)の復活を望むかだわね。
警察も法律も役に立たないなら、
ギャングを頼るしかない。

という声もチラホラ聞き始めました。

そんなこんななアメリカのアジア系事情です。

未来に向かって立ち上がる目的が増えるほうが、
断然楽しいもんです。
コメント
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