今まで一度もブログに書いたことがないというか、
思い出したくなくて書けなかったのですが、
SNSを見ると、毎年みんな挙って「9・11を忘れない!」なんて、
アップしているので、
20年経ったということで、
書いておきます。
正直、私にとっては忘れてしまいたい出来事ですが、
忘れることができないほど、身に沁みついてしまっています。
私は9・11の時は、ワールドトレードセンターのすぐ側に住んでいまして、
タワーが崩壊していく様子もこの目で見てしまいましたし、
その後は周囲がアスベストを含む灰に包まれ、
一般人は立ち入り禁止区域になったところにいました。
私は警備の警察官に身分証明書を提示することで立ち入りが許可されました。
毎日N95のマスクを着用し生活しました。
幸い、まだ後遺症も何もありませんが、
今後私が癌や肺の病気、またはトラウマから精神面の病に侵される場合、
9・11の影響ということで、
国から被害者補償基金として医療費が支給されることが決まっています。
それぐらいワールドトレードセンターのテロ攻撃は、
すぐ近くで起きた出来事でした。
現場はその後、
青白いライトが照らされ夜通し行われる3000人に及ぶ被害者の
身元確認に追われました。
その様子はアパートの屋上からよく見えました。
私はその長期間に及ぶ捜索の様子を目にし、
何の役にも立てない自分を不甲斐なく思いました。
ワールドトレードセンター跡地には、
未だ踏み込む気になれません。
近寄れないんです。
ん…、
他にも書こうと思っていたんですけど、
ちょっと重くて言葉にならないので、
今日はこれで終わり。
というか、もう9/11のことは、
これで終わり。
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