物価上昇、高水準のインフレ、世界一物価の高いNY
などと言われておりますが、
もうNYで生活するにあたって、
「節約」なんていうことは全く無意味。
$1~$2(100~200円)程度の節約術を毎日続けたって、
全く歯が立たないのです。
今のNY(マンハッタン)は、四畳半程度の部屋に
シャワールーム(バスタブ無し)とキッチンが共同で
月$3,000(今日のレートで43万円くらい)。
六畳に簡易的なキッチンコンロ付いたようなところで、
月$5,000(約72万円)。
私、来月から学生生活スタートするので、
新入生たち専用のSNS掲示板を垣間見れるんですけど、
アパートのシェア希望とか、
ルームメイト募集とか、
家賃に悩むのばかり。
こんなふざけた家賃でも借り手がいるんだから、
そりゃ下がりません。
家賃だけじゃなくて、
外食したら税金にチップも払うので割高になりますけど、
自炊するにしても、
結局物価高なので、そんな期待するほどセーブできないんです。
投資っていったって、
数年後にお金が増えてればいいなってわけなので、
それはそれでいいとしても、
結局、今すぐ手元に
ジャン!と使えるお金が欲しいのであれば、
「働く」しかない!と思う。
NYの最低賃金が$15(約2100円)です。
レストランのウエイトレスなんかは$11とかも見かけますけど、
まあチップが入るからかな?
それを8時間労働で$120。
ここから税金引かれて手取り$100前後。
としたら、車にガソリン入れて、
夕飯の食材買ったらもうマイナスかな?
だからツージョブ、サイドビジネスが当ったり前になってきてるんだと思います。
メインの仕事とサブの仕事、
本業と趣味仕事、
など、
複数の柱で勝負できるように
特異なスキルはトコトン磨いておいたほうが、
絶対に有利です。
NYは最低賃金を2027年にかけて時給$21.25(3,000円)へと引き上げる法案が提出されていて、
最低賃金が上がるということは、
必然的に全職種の賃金も同程度かそれ以上の比率で引き上がっていくので、
法案が出されて非常に有難い。
恐らく実現します。
NYは何十年も前からこうやって賃金を上げていて、
先ず市(地方自治体)が最低賃金を設定します。
底から全体を上げていくやり方をしないと、
企業任せにしたところで上がらないからです。
今、多くの最低賃金の職種の時給が$17くらいになっていっています。
病院にはいろんな職種の人たちがいて、
その中でも最低賃金からスタートする職種もあります。
彼らの賃金が上がるかどうかは1つのバロメーターです。
私の職種も、マンハッタンは平均時給が$5~10UPな感覚を最近受けるので、
恐らく2024年は私の給与もUPするでしょう。
上がれ、上がれ!!
もっともっと上がれ!
ということは、日本との賃金格差がもっと開くということかな?
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