見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

ご近所のお屋敷がまた1軒、、

2018-10-13 21:49:08 | 持続可能社会

 本当に淋しいなあ。
 また1軒、ステキな庭を持った大きなお屋敷が取り壊されました。
 自治会加入世帯が750世帯の大所帯、西津田町内会の会長を20年余り?務めてくださっていた方のお宅なんですが、元町内会長も亡くなられ、後を見るお子さん方も帰る予定なし。


 このお宅、敷地内に本宅の他に借家が3軒ありましたが、それも一緒に取り壊されています(涙)
 壊された跡地は、国道側にある中古車ディーラーが買ったようですから、空き家のままで放置されて朽ち果てて行くことを思えばまだいいのかもしれませんが、国道裏の住宅地がモザイク的に駐車場や事業所になって行くのって、ことのほか淋しく感じます。
 このお宅も我が家のすぐ近くなんですが、もっと近いお宅は買い手があったらしいのに、隣地の理解が得られなかったとかで取り壊されてアパートが建設されています。
 十二分に住める家が、さまざまな事情で取り壊されていく。

 栄枯盛衰は世の常ですが、空き屋住宅が消えていく今時の現状って、昔日の栄枯盛衰とは全く趣を異にしているように思います。
 全国の空き家って、もう直ぐ1千万戸に迫る勢いだそうですから、まだ現役で使える住宅であっても、取り壊されて違う目的で活用されることは経済論理の中では歓迎すべきことで、きっと、アベノミクスへの貢献でも評価されるんでしょうね。

 であっても、ある意味“浪費が美徳”のようなこんな暮らし方って、どこか変じゃないか~?
 美しい国、美しい地域、もう一度考えて見たいものだなあ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする