ホーランエンヤ~~、魂を揺さぶるような唄声に合わせて整然と揃った櫂が漕がれ、舳先で威風堂々見得を切る歌舞伎風衣装の剣櫂、艫で艶めかしく身をくねらす女姿の采振り、、、
色も鮮やかに100隻の船による日本三大船神事の一つ、松江のホーランエンヤが繰り広げられました。
折しも、東京から花柳梅五郎姐さんがいらっしゃっていましたので、友人からのお誘いを有難く受け、特等席から観覧させていただきました。
10年に一度の行事ということもあったりして、裏覚えで説明もままなりませんでしたが、とても喜んでいただけたようでした。
梅五郎姐さん、一昨日からお迎えしていましたが、初日は多古の海で海遊び、初夏とも思える日差しを浴びながらべべ貝取りをしたり、魚釣りをしたり。
べべ貝は貝ご飯ができるちょうどいい量、お魚はイマイチでしたが、隣り合わせた恵比須さんが釣ったメジナを全部下さり、超生きのいいお刺身と幽玄なサンセットを肴に酒量もUP!深夜まで盛り上がりました。
昨日は、下界に降りていただき、第12回の新庄の部屋、花柳流師範のとても繊細で豊かな表現力の日本舞踊を堪能させていただきました。
踊りの後は、梅五郎さんを囲んでの懇談会でしたが、僕はランチの準備、隣の部屋ではお話の絢爛の花が咲いている様子が伝わってきました。
二泊三日、都会の喧騒を離れてゆっくり、のはずでしたが、あちこち連れまわして忙しい思いをさせる結果になった?さて、ホーランエンヤの松江、今回はどうだったのでしょう。