見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

女性は何と凄い生き物(@@

2016-12-14 17:21:57 | 自然農業

 僕が関わったり主催する今年最後のイベントが終わりました。ふ~~っ!

女性は何と凄い生き物(@@
 今日は、生姜と里芋をメインに、三島農園で作ったお野菜を使った三島農園の収穫祭でした。
 かなりうまく段取りしたつもりでしたが、いざやり始めるとバタバタだし、あれもない、これも・・・
 それから考えると、女性ってなんて凄い生き物なんだろう!って。いい加減なレシピといい加減な材料にも関わらず、すっと受け入れてパッパッパと料理ができて行く。いつ見ても驚きです。


 収穫祭と言いながら、作るのはみんなお客様。しかも、料金まで徴収して・・・
 ただ、あ~~、また赤字か~(^^;; 大体いいところで収まるはずだったけど・・・
 でも、自然栽培で作ったお野菜は美味しいよ!ってことを知って欲しいと思ってやっているので、十二分。


コミュニティー、広がったかな?
 冷や汗かきながらも、お客様のお陰で何とか形になりましたが、次回に向けて改善すべきことがいくつか明らかになりました。何度もやってきているんだけどなぁ。一向に血肉が付いていないかも(^^;;
 それはそれとして、今日は僕も初めてお会いした方が何人もいらっしゃいました。目的の一つはコミュニティーの広がり。さて、みなさんのネットワーク、少しは広がったかなあ?

 今日のお料理は、生姜の炊き込みご飯、芋煮汁、生姜のかき揚げ、揚げ里芋とベジミートの粒マスタード炒め、白菜と根菜のサラダby特製柚子ドレッシング、さつま芋&柚子のディップ@こだわりの絶品パン、絶品しろうさぎの豆腐を使った白和え、白菜の煮びたし、大豆の甘辛あげ、大豆とひじきの煮物、生姜入りスペシャルハーブティー、
 あっ!今日のために漬けていた根菜の糠漬け、持って行くの忘れてた!それと、生姜の酢漬け、持って行っていたのに、食事が終わって気付いて出した(^^;; 柚子皮も出してなかった・・・
 それと、やっぱり人によって料理のイメージが違うんですよね。すると、準備した材料もふ~む何てことに。それがわかっただけでも面白いし、それがあるから余計楽しいかも(≧▽≦)

 何はともあれ、皆さん、本当にありがとうございました~~!

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それ見たことか、でも・・・~姜尚中思索の旅

2016-12-13 16:51:52 | 持続可能社会

 何年前になるでしょうか。
 東京都議の皆さんがオリンピック招致運動にご理解とご協力をって、島根県議会に表敬に来られました。
 僕は、強い違和感を持ったことを鮮明に覚えています。

 確かに、オリンピックでは、日本の選手の活躍や、世界のトップアスリートの躍動する姿、様々な隠された秘話など、心が震え、心が躍る事柄に数多く出会えるのも事実です。
 しかし、地球が危ういと言われるこの時代に、薄汚い商業主義に塗りつぶされたオリンピックの裏の姿を見るにつけ、テレビはなるべく見ないとやり過ごしています。
 議会同士のお付き合いや、党の役職を頂いていた立場上、出席を求められたら出ないわけにはいかないし、心の中では思っていても、そんなことを言うのも大人げないと思うので、笑顔で並ぶんですね。

それ見たことか(^^;;
 ずいぶん前置きが長くなりましたが、今朝の地元紙に掲載された姜尚中の連載企画「姜尚中思索の旅」で取り上げられた、長野五輪と会場を振り返って未来を思索する記事で甦ったことなんです。
 姜尚中は、こうしたビッグイベントを長野五輪を通して鋭くも温かく見ながら、問題を抉り出しています。
 実は、この記事を読みながら、それ見たことか、何て、ちょっぴり意地悪に東京オリンピックにまつわるごたごたを見ている自分を再発見したりしていたんです。

 ただ、チョッピリ忸怩たるものもあるんです。
 ここには大阪、名古屋、札幌が招致を目指すビッグイベントも列挙されているんですが、筆者が指摘するように、都市の活力を取り戻すためのカンフル剤が欲しい、などという貧しい発想が議員には有りがちで何です。
 それは、住民にアピールしやすいし、選挙をするにも有利に働くように思いがちなんですね。それと、やっぱり目立ちたいのかな。しかも、自分の腹を痛めず、人のお金でやれるわけだし。

都市の活力は必要?
 ずいぶん前から、都市の活力何て本当に必要なんだろうか?って思い続けてきました。
 特に都市生活での便利や豊かさが、自然を痛めつけ、地球環境破壊を加速度的に進めています。
 ですから、島根の自然の一層の回帰のためなら、島根の人口、40万でも30万でもいいじゃないかと。

 先人が汗と涙で作ってきた中山間地域の生活基盤がボロボロになるのは忍び難いことですが、国破れて山河在りじゃないけど、手付かずともいえるような自然に回帰できるなら、そのほうがいいかもって。
 ただ、日本だけが我が道を進めるということではないので、今の状態は過渡的には必要なんですけどね。

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続く限り・・・

2016-12-12 17:44:51 | 日記

 息を吞むような大山を拝むことができました。いやあ、最高の余禄でした!


地ビール堪能!
 昨日、“カムの風”の勉強会があり米子へ。
 交流会があるらしいと聞いていたので、一応泊まれる体制で参加しました。
 米子での開催3回目ですが、前回はタイミングが合わず今回初参加。3時間の勉強会はあっという間でした。で、交流会はガンバリウス!これは逃せないぞ(^^;;

 ただ、宿泊を考えなきゃ。大山ロイヤルホテルが取れたら参加しようと。和室ならありますよって!
 地ビール、全種類ガッツリ~ヽ(^o^)丿地ビール堪能!
 またまた、濃い~人たちとのネットワークが広がりました。

続く限り、時代を創ろう!
 おっと、肝心な勉強会。とても共感できるところがありましたが、特に、これからの時代、人の生き方は経済活動の捉え方で2極化していくという点。
 それは、こっちから積極的に動かなくても、向こうからやってくるようになる。
 例えば、田舎で有機農業や自然農法などをやりたい若者を競って迎えようとしているが、結構苦戦している。そんなことをする必要は全くない。向こうから求めてやってくるようになる。けだし!

 最近特にですが、僕も間口だけは用意しておくし、僕の思う人たちに向けては取りあえず発信するけど、それ以上は深追いしない、向こうのアンテナに任せようって思っているんですね。きっと(*^^*)
 意識が求めてる人は来るだろうし、そこに至っていないというか、同調できない人は来ない。まあいいか。
 講演会とか、予算もあるけど、それはこっちの腹次第。黒字になっても、電波をキャッチできない人がいくら来ても仕様がないかも、何て思っている節があるんですね。続く限り、時代を創ろう!みたいな。
 

本物の味を知って欲しい
 今朝は冷え込みましたね。そのお陰?最初の写真の朝焼け。願わくは、誰かと一緒に~~(^^;;
 折角ですからね、2回もほぼ独占で大浴場。その後、桝水から大山寺を抜けて降りる定番ルート。
 9時ごろからでしたので、凍みた路面もほぼ通常通り。快適に今年最初の雪景色やいつもの絶景を堪能。

 いつもの日本海、弓ヶ浜、中海、島根半島もくっきり。しかも、松江は、絹綿のような柔らかな霧に包まれたまま。
 その絶景を背負ったナナカマドも、嬉しそうに?光り輝いていました。
 わが故郷、贅沢の極みですね。こんな故郷、本当に心ある人しか来て欲しくない。

 何て思っているので、作物も売ろうと思わない。
 意識でつながれると思う人に、本物の味を知って欲しい、それで作物を作れるなんて最高かもしれません。

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植芝盛平翁って!!

2016-12-10 21:48:13 | 日記

 おっと!届きました!というか、わざわざ届けていただきました。
 10月末でしょうか、柚子を頂きに上がり塩柚子を作りました。一体どんなものになるのかと思いながら。
 仕込んで一月、スピードカッターにかけて口に含むと、これは辛い(><)

絶品!柚子ドレッシング
 無肥料無農薬のレモンで塩レモンを作り出して2年がたちました。
 朝の三島農園のお野菜サラダ、我が家で僕一人(^^;;ですが、ず~っと塩レモンで食べていました。
 先日、話の弾みから塩柚子ってのもあるよって聞いて、それも作ってみるか!となった次第。

 で、実に辛いのです。塩加減間違えた?これ、消費するの大変と思っていました。
 ところが、試しにと作ったドレッシングが絶品!酢と味醂と白だしとオリーブオイルを入れて混ぜるだけ。
 今、毎朝のサラダは特製柚子ドレッシング。食べた方もこれは美味い!で、もうちょっとと欲が出て。

 先日、塩レモンも仕込んだばかり。
 この柚子で作る塩柚子は、自家消費より、お好きな方に分けてあげるって感じでしょうか。
 明日の仕事ができました~ヽ(^o^)丿

合気道ってこんな(@@
 さて、ここからは、少しディープな話題です。
 最近、やけに合気道にアクセスしてしまいます。で、合気道ってこんなものなのか(@@!!って。
 そもそもは内田樹。その後、保江邦夫、山本光輝。今読んでいるのが内田樹の「日本の身体」。

 意識と身体って不思議だよなあ。三砂ちづるは、半年くらい和服を着続けてていると、体が和服に合ってくると書いていました。これも内田樹との対談だったっけ?
 そして、「アナスタシア」に登場するロシアのシチェチニン先生の学校(公立)の必修科目は、武術と伝統舞踊だけ。中山さんの施術を受けだして、これって凄い!てのを心と体で納得。
 最近、結構、身体・体幹の話、心と体は一体不二というようなテーマでブログを書いていますよね。体幹が整ってくると、健康はもちろんですが、意識がチューンアップされるんですよね。

合気道は優劣・勝敗を競わない
 で、本題に戻って、保江先生は、合気道って勝敗や優劣を争わないと書いておられました。とともに、日本の武道が優劣・勝敗を競うことについて否定まではしていらっしゃいませんが、どうよ、みたいな。
 「日本の身体」の内田樹と合気道家・多田宏との対談で、大学の合気道の部活で大学側から活動の報告が求められるが、それは、年間の成績がどうだったかという尺度だけだが、そもそもそういう目的ではないと。

 3人の合気道家、いや、多田先生を含めると4人なんですが、この皆さんが師とするのが合気道の創始者である植芝盛平翁。本に植芝先生の凄い話が出て来るんですね。
 昭和18年初頭、陸軍省の高官から植芝先生に、「白兵戦で敵を倒すもののほとんどは無想剣・合気剣を使うもの。ついては、日本中に合気の剣を広めたい。その先頭に立ってもらいたい」との要請があった。
 しかし、植芝先生はとんでもない話と激怒し「人を斬るのは大罪だが、戦だから万やむを得ない。お国のためと思う心と、無心の境地でその結果が出るのだが、人を斬れるという理由で合気の剣を教えたら、日本人全体が鬼になる。これこそ国を亡ぼす元。わしは、はらわたが捻じれるような思いだった。こんなことなら病気になったほうがましだと思ったら、本当に病気になった」と。本当に大病されたんですね。

 詳しいことはわからないのですが、日本の武道に宗教的なものを持ち込むことは禁止されているんだとか。
 しかし、日本の道とつくものは、心身の鍛錬が目的であり、絶えず“宗教的”なものを持っていた。そこを切り離してしまうと、優劣・勝敗を競い、果ては、陸軍省の高官のような思考に至るのかも。
 対する欧米では、キリスト教という心を鍛錬する場があるから、優劣・勝敗を競う“スポーツ”として成り立つ。というようなことを多田先生が仰っていました。ふむ、面白い!

忘れた意識と身体の奥深い力
 意識と身体の奥深い力、もともと人の持ち合わせていた能力なんでしょうが、農作物を作るようになり、家を持つようになり、豊かさと便利さを手に入れることによってその能力を忘れてしまった。
 道というものは、もともと人の持ち合わせていた能力を取り戻すための鍛錬なのかなあ?と。
 ひょっとして、宗教的なものの禁止は、日本人の持つ能力を封じ込めるためにある大きな力が働いた結果?などという穿った見方だってでてきそうです。面白いなあ。

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ふっくらつややか、美人ぞろい

2016-12-07 17:48:26 | 自然農業

 不安定なお天気でしたね。
 こんな時こそと、今日は終日黒豆の脱穀と選別作業でした。
 完全手作業ですから、ぼつぼつと楽しみながら。

 ぷりぷりとはちょっぴり違うかもしれませんが、僕にはそんな感じ。ふっくらつややか、美人ぞろいです。 
 お正月、美味しい黒豆がたっぷり食べれそうですヽ(^o^)丿
 そうそう、三島農園の収穫祭でも黒豆のお料理で一品ですね。

 大豆の脱穀作業、まだまだ続きます。
 でも、2月の味噌づくりまでには間に合わせなきゃ~(*^^*)

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