わっはのは。はははははの、は。日が暮れてしまうまで、外に出ていた。畑に出ていた。プランターに種蒔きをして、育てていた白菜苗を、畑に植え直した。もう草丈が20cm以上もあるのだ。根を損なわないように、シャベルで掬い上げるようにして、丁重に扱った。最後に水をたっぷり撒いた。これでよし。寒かった。とても寒かった。でも、寒さ以上だった。僕の遊び心が勝った。
しかし、もう白菜はこれ以上は育つまい。この寒さだ。成長は見込めまい。そのまんまで、春を迎えて、花を着けておしまいだろう。しかし、だからといって、ほっとけなかったのだ。より育ちやすい条件を提供して上げたかったのだ。