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さようならパルサー号 初夏の奥多摩&檜原紀行 No5

2006-06-02 23:49:24 | 奥多摩&檜原

Okutama34 やっと着きました、蛇の湯温泉の「たから荘」。
「たから荘」の存在を知ったのは、10年以上前に遡る。
当時の私は多摩地域の住民。都民にとっての「奥多摩」はわざわざお金をかけて泊まりに行くようなところではない。日帰りで十分という位置づけにある。
 千葉県民になってからは片道150キロもする距離なので、2年前から奥多摩に訪ねるたびに泊まるようになった。
 20品以上もある料理作りやお客さんに接待する若主人は今年で28歳になる。
 チャングムいわく「若主人はいるのかな?韓国ドラマの「若者のひなた」みたいに若者たちがソウルを憧れ、炭鉱の村、舎北(サブク)を捨てて行ったと同じように東京に出てしまったのでは?」
 ハン尚宮(母)「17代も続いているから、そう簡単に捨てるはずがない。きっといるかもよ?」
 思っていたとおり、若主人が「ようこそ、おいでになりました」とお出迎え。
 夕食まで時間があるので、この周辺を散策。お勧めスポットは1999年に廃校になった数馬分校。
Okutama41 たから荘の向かいにある「数馬分校前」の地名がついている信号機。
この先ずっと信号機を見かけないので、これは青ヶ島小中学校みたいに教育の一環として設置されたと思われる。
 

Okutama40 1908年(明治41年)には子供が71名、1999年閉校時に7名。
分校の正式名称は「檜原村立檜原小学校数馬分校」。
かつては村内にいくつかの小学校があったけど、現在は村役場周辺の「檜原小学校」に集約されてしまった。

Okutama39 石垣で出来ている校門。近代的な校舎に建てかえられると古めかしい校門は撤去されるが、ここは廃校までこの状態で保っていた。
 恐らく明治の開校時から門を潜る子供たちをずっと見守っていたに違いない。

Okutama35_1 あれ?廃校とは思えないほどペンキで塗り直されていますね。
去年は雨風で剥げていたり、一部風化された部分もあったが、きちんと補修されていました。
 もしかしたら、地域の交流の場として現役として使われているみたいですね。
Okutama36 校舎の玄関前に置かれてありました。子供たちの作品でしょうか。

Okutama38 鍵がかかっていて、校舎の内部を探検することができなかったが、玄関の外から内部を撮影。
 今はシンと静まり返っていますが、昔はすごくにぎわっていたに違いない。

Okutama37 グラウンドから眺めた校舎全景。
チャングムいわく「サッカーゴールの上にバスケットと一体化!?珍しいね」
体育館がないから、外でもバスケットができるようにと取り付けられたかも・・・。

 
 

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さようならパルサー号 初夏の奥多摩&檜原紀行 No4

2006-06-02 00:08:11 | 奥多摩&檜原

 次の観光スポットは「檜原都民の森」。
ボロボロになったクルマとはいえ、奥多摩周遊道路の峠超えも快走。
山頂に近づくつれに前が見えないほどの濃霧。
 急カーブで対向のバイクが横転しているのが見えたので、速度を落とし、バイクの手前で一時停車。ライターは怪我もなく、無事のよう。
 奥多摩周遊道路でのバイク死亡事故が多発しているので、ライターの方は十分気をつけてくださいと両側の入り口に看板が立てられているのに・・・・。タイミングが悪かったら、うちのクルマと激突していたかも知れない。ライターよ、気をつけて下され!!
  
Tominnomori 都民の森を全部散策するには休憩時間も入れるとおよそ4~5時間。ちょっとしたミニ散策コースも1時間半~2時間くらい。
 到着したのは3時半頃なので、散策コースを見送り、森林館まで短距離の散策。
 流れる水の裏に草が生えているのは珍しいので、つい撮ってしまいました。
Tominnomori1  霧の幻想的な山間の風景。
1日あれば、森林浴などを充分楽しめられるところなので、今度はどこにも寄らず「都民の森」に直行、散策や木工工作などを楽しみたい。
 

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