見る人を魅了させるような、韓国ドラマはなかなかやめられない。
今回は「ガラスの靴」。
ストーリーは・・・40話もあり、長くなるので、簡単にまとめておこう。
冒頭の場面では父親役のハ ジェヨンと幼い姉妹のテヒとユニが登場。
父親は他の作品でも何度か出ていたが、決まって交通事故で亡くなっている。
母親も妹ユニが出産直後死亡。家族を失った姉妹は、財閥会社会長を務めている祖父のところに訪ねようとしたが、チンピラに絡まれてしまい、ユニとはぐれてしまった。
姉を探そうと道路を飛び出したユニを轢いてしまった。無免許運転の発覚を恐れ、事故をもみ消そうとトラックの夫婦はユニを引き取る。
轢いた親父はどこかで見た顔かと思ったら、「チャングムの誓い」に出ていた恐ろしいことばかり考えているチェ尚宮の兄、悪役チェ・パンスルことイ・イドさん。
ここでもしっかり悪党を演じていますねぇ。
母も「冬のソナタ」で世界的ピアニストを演じていた、カン・ミニことソン・オクスクさん。
しかし、ここでは清楚的なイメージから一変し、下品な下町のおかあちゃん役に!?
事故で記憶喪失になったユニは悪党家族の一員として育てられるが、一生懸命に食堂のお手伝いをしていた。実の娘(スンニ)は怠けてばかりであまり勉強もできず、意地悪ばかりしていた。
ある日、姉が妹を探しているという、うわさが入り、スンニはユニになりすまして姉に接近。貧しい食堂生活から一気にお金持ちの娘に。
悪党スンニは自分の身分を明かさないように色々な小細工を企んでいるところからはストーリーが面白くなる。「ガラスの靴」といえば、シンデレラ姫を連想してしまうが、まさしくその通り(笑)。
ドラマの世界はフィクションだと頭の中ではわかっているが、韓国人たちの緊迫な演技に没頭してしまいます。日本のドラマを見ていても、顔の表情もなく、ただ与えられたセリフの棒読みしか感じ取れず、見飽きてしまう。韓国はその場面ならこう演技をすると役者たちのアドリブも付くからますます面白くなりそう。