故郷で楽しそうな食事中の動画メールが国王さまから届いた。
刺身、魚の煮物、鳥のから揚げ・・・・あの国ならでの豪勢な料理ばかり。
アイランドタイムズを何度も繰り返し見ていたせいか、この映像はなぜか青ヶ島とたぶってしまいました。 獲れたての魚をその場で刺身。(青ヶ島・三宝港で撮影)
これを日常茶飯事に行われているみたいですが、あの国でも同じようなことをしているのですねぇ・・・。
いろんなところの刺身を食べたことはあるが、身が引き締まっていたのはやはり日本海側、黒潮あたりで獲れた魚。
ポストをのぞいてみると、「アイランドタイムズ」の本。
「渋谷ーー行ってみたかった夜のコンビニエンスにも立ち寄った(略)ネオンサインもなければショーウィンドーの明かりもない、静粛と漆黒の闇しか知らない昌治は、大都市の夜に現れる「ひかりのまち」の中に身を置いてみたかったのだ」
の文章に思わず吹き出してしまいました。
まるで私が中学生に振り返ったかよう。
「何もない田舎で暮らすのはもう勘弁、(当時国王さまが下宿していた)渋谷に行ってみたい」と中学生にしては1人で上京、田舎にない地下鉄や山手線に乗り回し、東京の明るい夜空を見上げながら下宿に帰ったとか。
あのときは本当に「ひかりのまち」に酔いしれてしまいました。
都会での生活に憧れ、都心の企業に就職。
自分の経済力では23区内に住めないとわかり、西へ西へ・・・・と比較的家賃の安い多摩地域のアパートを借り、そこで暮らすようになった。
休みの日に物騒な都会に遊びに行くよりも、奥多摩や伊豆諸島とかの静かな場所に逃避するようになり、田舎の良さに目覚めたのもその頃から。
大都市での生活に憧れ、東京に出てしまいましたが、今はのどかな田舎に振り出し。(笑)