昨日は小笠原、今日は青ヶ島の話題に戻ります。
三宝港(青ヶ島)から二見港(小笠原)までの直線距離はおよそ640キロ、直行便がないため、いったん東京に行かなければならないのです。
370キロと1000キロ、都内の片道移動にしては最長かなと思います。
青ヶ島ブースでひんぎゃの塩販促チラシを見たところ、デザインが新しく変わったみたいですが、今までのチラシをご紹介しましょう。 記憶は定かではないけど、数年前の十一屋商店に置かれてあったチラシ。
(たぶん、1999年か2001年頃)
外輪の内側に天明の大噴火(1785年)でできた、丸山が見えます。
プリンのようなデザインは自然に出来たわけではなく、人間の手によって整備されたものです。
三宝港の様子を見てみますと、今みたいに新堤や青翔(せいしょう)橋も見えませんね。
「ん」の文字横には「大千代港」が見えます。
三宝港の状態が悪ければ、大千代港に寄港する計画があったのですが、難工事のため中止になったと聞きます。
1つの島に2つ以上の港があれば、風向きや波の状態によりどちらか入港できるので、欠航になることはないそうです。 これは今の新しいデザインより1つ前(?)のようですね。
上のデザインは南部から見た航空写真、こちらは住民たちが暮らしている北部。
去年の夏、青ヶ島行きのヘリコプターに乗る前、きっと丸山の上空をくるりと回り、ヘリポートに着陸するだろうと過大な期待をしながら乗ったのですが・・・やっと島影が見えたぞ!と思ったら、あっという間にヘリポートに着陸。
まるで路線バスのようにわずか5分で引き返してしまいました。 今度はテレホンカード。
1999年、デザインに惹かれ、村役場で購入したような気がします。(なぜ手元にあるのか、よく覚えていませんが・・・)
手前に筋のような線が見えますね。
これは都道236号線、港から集落への近道なんですけど、港付近にすごい急勾配のジクザク道があり、クルマで行くのは難しいです。
しょっちゅう崖崩れを起こし、通行止めになっているため丸山を通る道が大動脈になっています。
もし、通行止めでなければ集落から港までウォーキングすると健康によさそうですね。