ドックおじさん(父)の糖質制限食を始めてから1ケ月過ぎ、糖尿病の定期検診に連れて行きました。
ヘモグロビンの数値は5.8以下が正常値。
5年間ず~っと、6.0を超え、最高値はレッドゾーンギリギリの6.8。
いくら頑張っても、3食は銀シャリ付き、しかも食後の甘いデザート(お菓子)も食べるので、さまようようにレッドゾーンを超えない範囲で下がったり、上がったりの繰り返し。
今日の検査はなんと、初めて 5.7 を記録し、お医者さんが目を丸くしながらビックリしていました。測定を始めた2006年以来、最低値を記録。
お医者さんがほめながら「よく頑張りましたね!!」と父の手を握手。
「炭水化物を減らす糖質制限食を11月から始めたのですが、1ケ月でこんなに下がるとは思いませんでした」とお医者さんに伝えました。
「素晴らしいです。この調子で頑張ってください。お正月は食べ過ぎに気を付けてくださいね。特にお餅はダメですからね・・・」。
江部先生の書いた「糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食」は正しかったです。
父が「いくつ寝るとお正月~」と浮かれているのか、買い物のついでに平成24年新春特別パッケージ日本酒1升瓶を買ってしまいました。
「日本酒はもともと米で作られたものなので、ダメじゃないですか!買ったお店に戻り、焼酎に交換しましょうか」と頭こなしに叱りつけると、父が江部先生の本では日本酒は○って書いてあるはずだと反発。
よく考えてみると、あおちゅう(青ヶ島焼酎)の原料はカンモ(サツマイモ)、檜原村名物のひのじゃがくん焼酎も(ジャガイモ)。炭水化物たっぷりの芋類だというのに、焼酎はよくて、同じ米から作られた日本酒はダメだというのは矛盾している。
江部先生のブログで検索してみると、
(ここから引用)
「・焼酎はOKですが、どの種類でも(麦芽、芋、そば焼酎)問題はありませんか?
」
醸造酒を蒸留したものが、蒸留酒です。
蒸留するときに、糖質はなくなりますので、焼酎、ウィスキー、ブランデー、ウォッカ、ジンなどの蒸留酒は糖質ゼロです。
焼酎なら、原料は芋・麦・米・黒糖・蕎麦・・・いろいろあります。
これら全て蒸留酒になったときには糖質ゼロとなるので、安心して飲めます。
ウィスキー、ブランデー、ウォッカ、ジンも蒸留酒なので糖質制限OK食品です。
ビールや日本酒などの醸造酒は、「エチルアルコール+糖質」が含まれています。
(ここまで引用)
つまり・・・「あおちゅう」や「ひのじゃがくん焼酎」は蒸留酒。日本酒は蒸留酒ではなく、ビールと同じく醸造酒なので、糖質が含まれているということになりますな?
糖質ゼロのビールと日本酒なら構わない。
今回は許したけど、今度からは普通の日本酒は絶対に買わないこと!ときっちり監視しないと・・・。
糖質制限食は、朝食と夕食は銀シャリなどの炭水化物が多く含まれているものは摂らない。昼食のみ銀シャリやパスタ、お好み焼きは大丈夫とのこと。炭水化物は推奨量1日120グラムまで。 ランチは、電子レンジでぱぱぱっとできる、しめじとベーコンのカルボナーラ。
愛用しているパスタ麺は日清食品の「青の洞窟」。1袋で100グラムの束が5個入っています。
パスタは1人80グラムが最も理想的だそうです。きっちり計量するのが面倒くさいのなら、出来上がったら、その分を差し引いて翌日に回す方法もあります。
夕食は・・・普通のお造りだとどうしてもごはんが欲しくなるので、山口から送られてきたヒラソのカルパッチョ。サラダ菜のベビーリーフがご飯代わり。これも青ヶ島から送られてきた、青鯛のお陰です。たくさん鮮魚が送られてくると、いろんな味の変化を楽しむレパートリーを増やさなきゃ!と思いついたのが洋風のカルパッチョ。(笑)
小皿はアポガトと納豆マリネと白菜のおから。
キャベツ千切り、春巻。
これなら、ごはんがなくでも大丈夫。糖質ゼロのビール飲めるので、苦労せず糖質制限食を楽しめそうです。