改修前の旧東京中央郵便局さえも、局長室の公開はありませんでした。
KITTEオープンに伴い、4階にあった当時の局長室に復元されています。
局長室にあった、昭和6(1931)年当時の逓信省東京中央郵便局舎新築工事の写真。
写真を見ると、今の東京中央郵便局1階カウンター付近だと思われます。
昭和初期に作られたものを現代まで引き継がれ、今回の改修工事でさらに1世紀(100年)も寿命が延びたと思います。
100年後・・・計算してみたら、2113年。その頃の元号は「平成」ではなくなりますが、昭和6年に作られたカウンターがその頃でも健在でありますように・・・。
私が小学生のころ、何もない小さな漁村から生まれ初めて東京へ。
東京中央郵便局に行き、「東京駅」の標石付近で写真を撮られたような記憶があるので、さっき、昔のアルバムを引っ張って調べてみたら、ありました!!
あれから標石は全然変わらず。
あのときは何もない田舎に住んでいたので、東京駅は「日本一に頂点に立った」という優越感に浸っていました。今はもはや、東京駅よりも青ヶ島の丸山の緑と、海と青空のコントラストが1番気持ちがいい尾山展望台が「日本一の最果てにやってきた」という優越感に変わってしまいました。
この地に再び立つ日はいつになるのやら・・・。写真は2010(平成22)年8月。ジリジリ・・・と真夏の熱い太陽が照らされているのに、この日は珍しく湿度が低く、爽やかなよそ風。それほど暑く感じませんでした。
朝夕の冷え込みはまだまだ厳しいですが、都心も色づく季節になりました~。