中に潜んでいる日本軍をしらみつぶしに殺すため、米軍の火炎放射攻撃により、現在も残るまっ黒焦げの壕内。
そもそも米軍は沖縄戦争を望んでいませんでした。日本軍が天皇陛下のために無駄あがきをしながら鬼畜米軍を攻撃しているため、米軍もやむを得ず応戦。
何度も米軍が日本語のビラで降伏するようにと通達してあるのに、従わなかった。太平洋戦争を仕掛けたのは大日本帝國のせい。
この壕内に幅90センチの2段ベッドが置かれ、負傷兵の入院室として使われていたようです。気管が切られ、喉元からピューピュー息漏れする患者さん、下顎がない患者さん、火炎放射攻撃により全身やけどを負った患者さん・・・・。
あまりにも暗くて奥のほうは見えませんでしたが、手術場。
麻酔なしで負傷により壊死した手足を切断していたようです。
助からない患者はこれ以上生かしておくのは仕方がないと、ミルクに青酸カリを混ぜて強制自決ということもありました。
壕内見学を終え、ここが出口。
手話ができる学生さんのお陰でガイドさんの話している内容を通訳してくれてありがとう。
「あなたはどちらから来たんですか?」と聞くと、「私はここ、地元です。(友人に指差して)この人は内地から」「沖縄の方なんですか」「はい、大学で少し手話を勉強しています」「今日は本当にありがとう、助かりました。手話の勉強頑張ってね~」とお礼。
「聞こえない人でも、ガイドさんの話を少しでも伝わっていれば・・・」という気持ちは本当にありがたいです。