今朝、新聞のテレビ欄をチェックしていたら・・・12月14日19時からのフジテレビは「郵便局の裏側を全部見せます!」スペシャル!!
三つ子の魂百までということわざがあるとおり、山口県の何もない漁村で暮らしていた頃、実家から目と鼻の先に郵便局。記念切手を楽しみに少ないお小遣いから買って、収集。今も相変わらず、郵便局に行くと、「素敵な切手ありますよ~いかがですか?」と窓口横で飾っている記念切手を勧められてしまいます。断り切れずに購入。買うたびに記念切手溜まってしまうので、ゆうパックに貼ってしまいます。
國鐵DD51牽引のオハ50客車や、キハ(ディーゼルカー)で通学したので、今も経由欄が複雑なマルス券を発行してもらったり、日本全国の線名や駅名を覚えたりするのも相変わらず。(笑)
郵便局の裏側なんて、絶対に見せてくれません。最近、中学生の職業体験でいろんな職種を経験してもらおうと、わが職場に毎年中学生が変わる変わるやってきます。協力してくれたお礼に報告書を読んでみると、職業体験は図書館、コンビニエンス、郵便局、自動車販売店(整備工場)、本屋(文具)さん、スポーツ用品店、JRの駅、パン屋さん、花屋さん・・・・などなどのあらゆる業界でした。もし、郵便局で働いてみたいと、リクエストすれば、内部を見学したり、実際の仕事を体験してくれます。私は中学生ではないので、郵便局の仕事を体験してみたいなんて、絶対にありえないです。最近の中学生は実際の職場を体験できて、将来を考える機会を与えてくれるなんて羨ましいです。私が中学生のときは職場体験なんてなかったのに。
上の写真は、絶対に見せてくれない、定型郵便と定形外郵便を仕分けする回転マシン。
回転マシンで仕分けした定型郵便を自動的にそろえ、自動押印機へ。
最近のハイテク機はすごいです。
センサーで切手の貼られた場所を感知し、消印。
この消印はインクジェット方式で目に見えない速さで次々と吹き付け。
機械だというのに、切手の位置までちゃんと見えているようです。切手の位置が違う!!と自動的に検出し、「人間の目で確認せよ」と弾いてしまいます。
機械が弾いてしまった、郵便物は人間の目で確認し、手押しスタンプで押印。
私が差し出す郵便物は変な切手わんさかなので、局員さんによる手押しです。いつも変な切手ばっかりですみませんね。
郵便物の配達困難地域まで、山登りをしながらちゃんと届ける郵便配達員さんの追跡ルポルタージュ出ていました。
なんと、日本で2番目の秘境駅、小和田駅が出ましたっ!!日本一の秘境駅は北海道の小幌駅。小幌駅周辺に人が住んでいないため、管轄の長万部(おしゃまんべ)郵便局員さんがわざわざ小幌に行くことはないですが・・・日本で2番目の2番目、小和田駅でも4世帯が住んでいるため、管轄の水窪(みさくぼ)郵便局の配達員が飯田線の電車に乗ります。
水窪 → 小和田 経由:飯田線 地方交通線9.5キロ ¥200 の切符は日本郵政さんがJR東海さんにまとめて納付しているかも・・・・。
去年(2012)年11月、長年の憧れだった、小和田駅下車!!
昔は、小和田駅でもすごーく栄えていました。しかし・・・昭和31(1956)年、付近の巨大な佐久間ダムの完成により、小和田集落が水没したため、取り残された小和田駅は日本で2番目の秘境駅に。
道がなく、険しいところを這い上がった郵便屋さんに感謝、食べ物の差し入れ。
辺鄙な秘境に暮らす人々への声かけも仕事のひとつ。
帰りの電車に間に合うように、下山する郵便屋さん。
雨でも雪でもちゃんと郵便物を大切に抱えながら配達してくれるのは、本当に頭が下がります。本当にお疲れ様です。