南稚内車庫から「回送列車」到着。ここから130.1キロ離れた音威子府駅から朝5時33分発の汽車が8時8分到着。折り返して10時28分になりますが、稚内駅ホームでそのまま停泊するのではなく、いったん南稚内の車庫へ。運転士さんは2時間近くの休憩。稚内駅が新しくなっているので、運転士休憩室でもあればいいんですが・・・。
まだ改札口は閉まっていて、ホームに入れません。
ここで待機。発車10分前の10時18分。若い駅員さんが制帽をかぶり、改札チケッターを取り出し。平成の初め頃は若い駅員さんは札幌とかの都会、年配の駅員さんは最果てとかの地方に配属されることが多かったのに、最近は最果ての地でもほとんど若い人ばかりです。都会への流出を防ぐため、地方でも働き手を・・・というのが最近の考えなのかも知れません。
「ありがとうございます 入鋏済 10.17 稚内駅JR北海道」の印影。
防寒対策の玄関フードは北海道仕様。ここでも改札を通過すると、前室のようなものがあります。
旧稚内駅舎の側面に架けられていた看板をここに移設。
東京駅より1547.4キロと書かれています。【区】東京都区内の起点は東京駅なので、ここから1547.4キロの鉄道旅のはじまり~。
稚内駅のナンバリングはW80。宗谷本線って80も駅があるの!?と思いましたが、数えてみたら39。JR北海道では、札幌を起点に各方面へナンバリングなので、札幌駅から途中で線名が変わっても順番に80駅目ということになりそうです。
JR九州の最果てといえば、鹿児島県の枕崎駅。稚内駅と友好都市締結。枕崎駅でも似たような看板があります。
枕崎駅からが3099.5キロでーす。
国鉄時代末期に登場したキハ54 505。名寄までお世話になります。183.2キロも担当するなんて、ちょっと疲れてしまいそうですが・・・。東京から静岡までとほぼ同じです。北海道にいるときは、名寄まででも近い感覚ですが、その尺度を本州に当てはまると、いかに遠いか実感できます。