12月28日火曜日。本来、本日は年内ラストの就航日ですが、海上状況不良のため、前日のうちに欠航および年内就航終了が決定されました。12月の就航記録は3日、11日、21日、22日、24日の5回です。
温暖な房総半島だというのに、今朝の気温は氷点下を記録しています。去年の冬は氷点下になることはあまりなかったような気がしますが、なぜか今年は非常に厳しい寒さが続きます。どうぞ暖かくしてご自愛くださいませ。
抜海を出ると、次は勇知。その間に雄大な牧場があります。牛さんたちがのーんびりとストレスなく悠々と過ごしているので、牛乳も美味しいです。
昨日の夕方、レンタカーで訪ねたばかりなんですけど、今回はキハ54の車窓より。
次は兜沼です。
JR北海道はこのような風景を道内各地に抱えていますので、汽車を動かすほどますます赤字が出るのではと懸念されています。ダイヤ改正のたびに利用の見込めない路線を廃線に追いやられたり、維持代など自治体の支援がなければ廃駅にするところが増え続けています。1987(昭和62)年、国鉄から6社に分割する前に地域格差が出ることは予測できたのでは、と思います。
兜沼駅停車。乗降客ゼロのまま出発。
利用者3名以下だと廃駅対象となってもおかしくはありません・・・。
次は豊冨駅。稚内からもう43.6キロ地点。10時28分に発車して11時16分なので、およそ45分。途中の駅が4つだけなので、急行並みかな。
かつては有人駅だったんですけど、現在は駅のとなりにある豊冨町観光センターがきっぷを委託販売しているので、改札や集札を行わない簡易委託駅。
2018(平成30)年、鹿児島県の枕崎から最北端の稚内までの鉄路で横断する旅行を達成したご褒美として、近くにある新しくリニューアルオープンした温泉宿に宿泊した思い出はあります。温泉の成分が灯油っぽい香りでした。あれからもう4年経つのですかねぇ・・・。
次は可愛らしい駅舎の下沼です。ここでも秘境駅なんですけど、駅としての維持代は幌延町役場が負担。
維持代を幌延町が負担すると決まってから駅名票を新しく取り替えたようです。抜海駅もそうでした。駅を存続させるのに積極的な自治体と、そうでない自治体のギャップが大きいです。積極的な自治体は稚内市、幌延町、豊浦町。
塗装がさびて剥がれてもそのままがトレードマーク。まるで生きているかような駅舎のデザインを考えた人は素晴らしい。