12月20日水曜日。昨日(19日)の条件付きは無事に着岸しました。本日は海上状況不良のため、欠航となりました。冬の間は就航率が厳しく、交通アクセスは座席争奪戦がかなりシビアな9人乗りのヘリコプターのみ1日1回往復です。1日1便といえば、宮崎県と大分県の県境付近にあって、大分県側の秘境駅、宗太郎駅を連想してしまいます。宗太郎駅は陸続きなので、日中は車さえあれば簡単にアクセスはできますが、青ヶ島は絶海の孤島。
岩瀬駅。ここは筑波鉄道への乗換え駅だったのですが、国鉄が民営化に切り替わった1987(昭和62)年4月1日に廃止。筑波鉄道は岩瀬から土浦までの40.1キロ、JRだと友部で乗換えて55.6キロ。遠回りなので、15.5キロ長くなっています。
友部駅で水戸線から常磐線にお乗り換え。
水戸線と同じ形式の交直流どちらも使えるE531系です。仕様は50Hzなので、60Hzの関門トンネルでは使えず。関門トンネルはJR九州の所管ですが、未だに国鉄の415系が活躍中。JR九州自社路線だと、次々と新しい車両を導入しているのに本州側のJR西日本につながる車両は国鉄のままです。JR九州さんはおそらく、関門トンネルのために新しい車両を開発するのはもったいない。古い車両で十分と思っているかも知れません。
常磐線のデッドセクション(交流および直流の切り替え)は、取手から藤代の間。E531系は新しい車両なので、切り替え区間を走行しても畜電池からの供給になるので、車内は停電しません。関門トンネルは古い国鉄車両なので、デッドセクション区間は停電し、非常灯のみ点灯。子どもの頃、門司側の関門トンネルを出ると必ず車内の電灯が消灯し、再び付く。その理由を理解できるになったのは中学あたりかな。
今夜の宿、土浦駅到着。水戸まで行って、水戸で泊まろうかと思いましたが、区間外乗車になるので、往復きっぷ代がもったいない。途中下車ができる土浦にしようっと。