12月15日以降、有給休暇の取得が難しくなるので、12月上旬のうちにたくさん余っている有給休暇の消化、と思い、子どもの頃通学に乗った昔懐かしい国鉄の旧型客車に乗りに行く計画を立てました。
東京 ー 静岡 ひかり
静岡 ー 金谷 東海道本線
金谷 ー 家山 大井川鉄道(旧型電車)
家山 ー 金谷 大井川鉄道 電気機関車が牽引するオハフ33などの旧型客車
金谷 ー 浜松 東海道本線
浜松 ー 名古屋 こだま
名古屋 ー 米原 特急しらさぎ ・・・。
ひかりや、こだまはJR九州のEX予約で12月5日乗車としてネット予約。
JR九州の発行だけど、東海・西日本・九州3社共通なので発券前なら予約の変更は最初に予約した日から3ヶ月以内まで何度も予約OK。
予定が変わったときに、1ヶ月先の東京~新横浜の自由席特急券に変えてキープ。1ヶ月先になっても予定が立たないときは、新横浜~品川の自由席特急券に変更。予定が決まったときに、希望する目的地までの指定席に変更。何度も変更しても手数料はかかりません。
ところが・・・11月28日に電気機関車が牽引する客車を家山に出発した直後、連結器が外れて急停止するハプニング発生。
12月の平日も運転予定だったのに、原因究明のため運転は取りやめ。もうすべて予約していることだし、急なキャンセルはできない。予定通りに出かける予定だったのに、12月4日の夜、ふてにゃんが家の中で転倒。
骨折しているかもしれない。翌日は整形外科に連れて行かなければならないレベルなので、12月4日の23時頃、5日に泊まる予定だったホテルをキャンセル。前日20%のキャンセル手数料課金。0時を過ぎてしまうと100%になるところだったのをセーフ。
今度は新幹線です。EX予約は3か月先までいつでも変更ができるので、来年・・・と思ったら、今回の予約内容は厄介なことに、名古屋からのしらざきはJR西日本のe5489で予約しており、1月4日までで変更は1回のみ。
JR西日本の予約システム「e5489」はJR西日本だけではなく、JR四国、JR九州、JR東日本の一部(北陸新幹線、上越新幹線、常磐線など)は特典ありとして、発券前なら何度も変更ができる。
JR東日本の予約システム「えきねっと」はJR東日本、JR北海道、JR西日本の一部(北陸新幹線)は特典あり。
JR九州の列車予約システムはJR西日本と一緒で特典あり。
JR東海は自社でシステムを持っているのはEX予約のみで、在来線特急はJR西日本「e5489」またはJR東日本の「えきねっと」システムを借りているため、通常きっぷと同じく、様々な制約が付く。JRのネット予約で乗車直前になって予定が変わったので、変更など自由自在に操れたのに、JR東海も含む予約内容なので、さあ、困りました。
JR東海は、窓口に設置されているマルス端末の研修を受けているので、複雑な経由の入力や操作の面では、お隣の「緑」の会社よりもずば抜けて優秀。
ネット予約も、JR東海も含む路線は「通常のきっぷ」の厳しい取り扱いではなく、柔軟に対応ができる「特典あり」にしていただけたらすごく助かります。
変更ができるのは強制的に1月4日までなので、年末までいろいろ忙しくって出かける余裕がなく、年末年始休暇に入る初日の29日に変更。
「通常のきっぷ」なので、乗車予定の前日に変更しても1回のみ手数料はかかりません、しかし、「2日以内変更」ときっぷに印字されるので、2回目の変更はキャンセルになり、30%の手数料になります。e5489や、えきねっとで自由自在に無料で変更できたのに、30%は痛すぎる。
特急料金がすべて8千円だとすると、2400円の手数料。高すぎる・・・。
案の定、5日時点は新幹線の空席が若干余っていたので、取れたものの、29日の東京発下りは「すべて満席」。今年の年末年始は「のぞみ」に限って、全席指定席になりました。自由席を設けている「ひかり」「こだま」は指定席が取れなくてもデッキまたは通路で立席になります。
(ここから)
大雨で被災したJR山陰線の一部運休が続いている問題で、山口県下関市内の沿線に住む中学3年生の保護者らが25日、JR西日本に早期復旧を働きかけるよう求める要望書を、前田晋太郎市長と香川昌則市議会議長に提出した。高校進学を控える子どもが、通学の不便さで進路変更を強いられる恐れがあると訴えている。
山陰線は豪雨災害で鉄橋が傾くなどの被害を受けて長門市―小串間で運休が続いているが、復旧の見通しは示されていない。
要望書は豊北中学校、夢が丘中学校、豊洋中学校のPTAが約350人分の署名を添えて提出した。要望書は、「JR山陰線代行バスは列車に比べて発着時間が安定せず、乗り継ぐ列車や路線バスが代行バスの到着を待たずに出発するため、保護者の送迎が増える」と指摘。
運行が早期に再開されるようJR西日本や関係機関への働きかけを強化する▽運行再開までの間、影響を受ける高校生の通学支援策を実施する▽復旧状況や再開の見通しなどについて細やかな情報提供に努める、との3点を求めた。
応対した前田市長は「JRはこのまま直す気はないのではないかという市民の不安の声も聞いている。行政ができる行動を引き続き考えていく」と述べた。
豊北中PTAの榊田桃子会長は取材に「代行バスが遅れると高校の朝の1時限目に間に合わないこともある。仕事がある保護者は子どもを学校に送迎する負担が大きいが、子どもの進路をあきらめさせたくはない」と述べた。(白石昌幸)
(ここまで)
確かに小串~長門市まで山陰本線は汽車を走らせても、収益が少ない路線です。儲からないからと、復旧を遅らせているようでしたら、学生の通学など地域の生活に影響が出るものがあります。
令和5(2023)年6月30日に山口県を襲った線状降水帯により、長門粟野駅と阿川駅の間に架かっている粟野川の鉄橋が傾いたままです。
復旧工事に取りかかる様子もなく、下関市は直さないのではと、心配されているようです。
岩国駅に着いてしまいました。ここで山陽本線に乗換です。
国鉄色がずらりのキハ40。塗装にかけるお金を節約するため、国鉄色に戻したのは2011(平成23)年頃。あれからもう10年以上経過しているので、ほぼ100%、この色です。
ここまで来て、徳山へ折り返し。
JR西日本では急速に進んでいる「みどりの窓口」削減の一環として、日中は閉まっています。左側の「話せる券売機」で遠隔地にいるオペレータさんと会話しながら購入することになっています。(もちろん、筆談でも対応可能)
岩国から新山口行きの電車に乗っていて、遠くなるにつれて、運賃が上がるのが一般です。しかし、この区間のみ、岩田駅770円→島田駅860円→光990円→下松1170円→櫛ヶ浜860円→徳山990円といったように、運賃が上がって、そのまま乗り続けているのに急に安くなってしまいます。
櫛ヶ浜以遠はショートカット路線の岩徳線経由として運賃計算されるので、そのまま乗り続けているのに運賃が安くなる逆転現象が出ます。
もし、岩徳線が無くなってしまうと、すべて山陽本線経由になるので、運賃が上がってしまいます。
新しい227系で広島まで乗ります。