かっ飛ばせ借金 打ち勝て倒産

 
 ‐オグチ経営研究所‐

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間違っていたアドバイス

2015-04-11 | 事例
「打ちあわせの通り、婚姻20年の税法の特例を利用して、自宅を家内の名義に変えました。
 もう半年経ちました。」
メールを見て居て飛び上がりました。
絶対にやっては成らないことです。やっても必ず詐害行為になり、この裁判もまた、絶対に負けます。
こんな事は、やって成らないこととして教えます。やれば逆に債権者を刺激して、取られるのが早くなるのでは無いかと思っています。

こんなこと、薦める道理は有りません。
このメールの方も相談した内容は覚えています。
借家のお店の事は相談しました。
ただし自宅の事は覚えが有りません。

自宅のことですから無視はして居ません。
必ず聞いて、何も問題がないと受け取って居たのでしょう。
だから綺麗に忘れているのでしょう。

直ぐに返信をしました。相手の問い合わせの件よりこの方が先です。
ところが相手からの返事は私から教わったと言う返事です。

「理由は兎も角、何でそんな間違った事を教えたのだろうか。直ちに対抗策を取らねば。」と
こちらは真剣になって最初から調べたのです。

相談者に話すとき、私は之をすれば保証協会からクレームが有るかもしれないな。
でも仮に有っても、毎月の分割で話は付くだろう。
他は保証人ではないし問題を起こさないだろうと呟いて居たらしいです。

総負債が1200万、之を整理していくと、個人の保証が有るのは、保証協会の200万と車の30万、
リースに50万だけです。当人はこれは払っていけるという判断です。
他の債務は保証外ですし何軒も額は分割されていて仮に保証をして居ても自宅を差押える
ところ迄行きません。

当人も返済の気持ちが強いし、第一現在は無剰余です。
ですからあまり考えなくても良いという気持ちが強く私も忘れていたのでしょう。

この場合、保全作業は何もしないのが普通です。この場合は相手の奥さんに事情があり、
せがまれて居たのでしょう。

冷静に考えると守れる物件です。だから、ついうん」と承諾したのでしょう。

本当だったら、承諾しては成らないでしょう。


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