記事のタイトルを入力してください（必須）

会社が左前になっても大切な奥さんには内緒。自分ひとりで苦しんでいる中小企業の親父。
そんな会社は尚悪くなる。会社が倒産になって別れて居る例も多い。

当初、債務整理や再生のお手伝いをして気が付いた事は、×一の夫婦が多かった事だ。
けれど、こうした夫婦は再生にも強かった。
　
相談に来るころは従業員も殆ど去って居る会社も多かった。
×一夫婦はこの時に力を合わせ、２人が３人分以上の力で乗り切った例が多い。

奥さんを神か仏のように崇められていた家庭は一旦奥さんが現状を知るともろかった。
もっとも×一の家庭も当初はそんな家庭だったから、旦那は違う女性に目が行ったのかもしれない。

夫婦でなく親子・兄弟がやって居る事業でもそう言える。
気持ちを合わせて立ち向かうのと、各個人は如何に優秀でもばらばらの動きをする場合は
そこで勝負が決まる。

そうなっても居なくなった女房を忘れられず。何時かえってきても迎えられるようにしている人も居る。

そんなのを知ると、偉いとか気の毒・意地らしいなんて云う前に何故か男の弱さに私は腹ただしくなって来る。