かっ飛ばせ借金 打ち勝て倒産

 
 ‐オグチ経営研究所‐

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書記官は親切

2015-10-07 | 雑感
裁判所の書記官はみんな親切だ。書類の書き方など丁寧に教えてくれる。

仲間同士の請求事件。彼は訴訟は裁判所で教わって自分でやったが、後の争いは弁護士依頼を
考えていた。ところが担当葉まだ若い女書記官。彼に伝え方が非常に優しい。
其れに準備書類を作ることを教わって、弁護士依頼の前に、自分でやりだした。

判らないから、頻繁に電話をする。嫌な素振りは全然見せない。のみならず、最初彼が書いた準備書面は大きな矛盾があるから、書き換えも示唆した。

彼は感激すると同時に勘違いした。
普通の書類作成の件だけならば、誰にも同じと考えても、文章の中身までは注意しないだろう。俺だけにしたのだ。あの書記官、俺に特に好意を持っているのだ。こりゃ弁護士などいらない。あの書記官と上手くやっていけば必ず勝てる。

苦労した訂正の文章。彼は書記官に添削を求めた。
もちろん今度は相手にしない。
裁判所のルールなどは質問が有ればお答えしますが、それ以上の事は言えません。
先般、貴方にご注意申し上げたのは、誰もが直ちに気付く間違いだったからです。
でも、本当はご注意を申し上げては間違いだったのですね。

柔らかく答えられて彼は対処に困った。
それより、年甲斐もなく、がっかりした。
もう弁護士に復帰するつもりもなく、以後の準備書面や口頭弁論は滅茶苦茶だ。そして
敗訴した。

私は彼に分のあった争いだったと思う。
こんな恰好で敗訴するとは夢にも思わなかった。
変な思い過ぎ、それだけでも、身を誤りますね。



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