今朝学舎に来て見ると、ムクドリが巣を作った戸袋に、親鳥達が頻繁に出入りを繰り返しています。それと、親鳥が入っていくと餌をねだる雛たちの鳴き声が聞こえてきました。
先日、ムクドリの孵化は卵を温め始めてから「23日」 と勘違いして記事を書いていましたが、巣立ちまで23日だそうで、孵化までは12日でした。
思い起こしてみると、今年一番最初にムクドリのことを話題にしたのが、5月10日でした。今日はそれから13日経っています。恐らく昨日孵化したのだと思われます。
だとすると、この雛たちを拝めるのはあと10日となります。 子ども達にどのタイミングで、どのように見せるか、考えねばと思います。
これは先日の写真です。今朝は一羽が餌を運んでくると、もう一羽がえさ探しに出かける。
といったような慌しい出入りが繰り返されています。そして、戻ってくる時には必ず大きな餌を口にくわえています。
そんなにも、どこに毛虫がいるのかと思われるほど、毛虫のようなものをくわえてきます。
秋の夕方など、彼らが数万羽も群れを成して空を飛ぶと、うるさいし、糞なども始末に悪くて困ります。
がしかし、こうやって彼らの子育てを見ていると、彼らがいなくなってしまうと
「この世は毛虫天国になってしまうに違いない」と思われます。 そう思うと彼らにも頑張ってもらわなければと思います。
自然界は全体としてうまく帳尻が合うように仕組まれているようです。