今朝学舎に到着した時、一羽のカラスが戸袋の方に飛んでいくのを見ました。そのとき、何かいやな予感がしたのですが・・・・。
二階に上がって戸袋の方を観察していると、親鳥が餌を与えに来ているのに、中からは雛の餌をねだる声がしません。親鳥も、中には入らず入り口で少しの間うろちょろするだけで、飛び去って行ってしまいました。そして、少し経つとまた親鳥が来ましたが、同じ事を繰り返して去っていってしまいました。
どうしてよいかわからず、うろたえていました。↑
午前中に来客があったのでお昼過ぎに戸袋の中を覗いてみると、ご覧のようになっていました。少なくとも4羽いた雛は全て死に絶えてしまったようです。一羽の死骸が戸袋の中に、一羽の分は戸袋の外に転がっていました。
戸袋の中には一羽の死骸が
隣の家のベランダにも。
非常に残念です。何年かぶりに雛たちの巣立ちを子ども達と観察できると思っていたのに・・・・。
「それにしても「自然界は厳しい!」
(今12時35分)
これを書いていたら、大きな三毛猫が戸袋の前に現れました。そしてしばらくして中に入っていきました。2分くらい中で過ごした後、何事も無かったかのように出てきました。
その猫の姿を親鳥が見ていたらしく、出て行く時に仕切りに警戒音を発していました。親鳥達はまだ子ども達がいなくなってしまったことを信じられないようです。
「それにしても自然界は本当に厳しいですね。」
月曜日に親鳥に警戒されて雛を見る事が出来なかった子ども達が、今日こそは見られるだろうと、楽しみにしてくるはずです。残念ですが、この自然界の厳しさを知ることも大切です。ありのままを子ども達に知らせようと思います。
(猫が出て行った後、再び戸袋の中を覗いて見ましたが、雛はそのままでした。 )