日曜日の朝いつもの森に基地が作られていました。
きっと近所の子ども達の仕業だと思われます。
前にも森の中の小道が枯れ枝で封鎖されていたり、ダンボールで小屋風のものが作られていたりしたこともありました。
“おかさん”はこういう子ども達の作品を見るたびに目を細めてしまいます。
子ども達が、子ども達だけの世界で相談し作ったのだろうと思います。
先日テレビ放映されていた「二十世紀少年」ではありませんが、
このような秘密基地遊びは子ども達にとって、とても大切な経験のひとつだと思います。
「子ども達だけの世界」、これは“おかさん”が小さい頃は当たり前にそこここにありました。
そんな中でリーダー役、中堅リーダー役、ペーペー役などが演じられ、
実社会に出たときのリハーサルが行なわれていたように思います。
何せ、当時大人たちは仕事が忙しく、いちいち子どものことをかまっていられなかったし、
近所には大人が入り込まない林や森などがたくさんありましたから・・・。
しかし、今は“おかさん”が子どもの当時とは真逆のような状況に子ども達は置かれているような気がします。
GPS機能つきの携帯保持までは行かないにしても、親からの鋭い監視の目が何時も付きまとっていて、
そして、あちこちの公園や河原には禁止事項ばかりの看板が立ち並んでいます。
子ども達が主役の場がほとんどなくなってしまっています。
そんな中、「日本冒険遊び場づくり協会」が来月「冒険遊び場全国一斉開催」~ニッポンの子どもにもっと冒険を開催します。
“おかさん”が所属している「まつど あそぼうよ」もこの運動に参加しています。
11月24日(土)に年一回の「一日体験プレーパーク」を開催予定です。
興味のある方はぜひお越しください。