「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

学舎の昆虫たち(ゆでガエルの寓話)

2009-05-18 15:30:57 | Weblog

昨日、5月17日の朝、下のようなトンボの羽化後の抜け殻を、池から80cm位はなれたところで、発見しました。

毎年、大量に羽化している「シオカラトンボ」にしては全長26mmと、ちょっと小ぶりです。また、「シオカラトンボ」の場合、そのほとんどが池にあるハスの葉の裏側で羽化します。なのに、池からちょっと離れたところで羽化しています。ですので、「シオカラトンボ」以外のトンボのものと考えられます。もう少し追跡調査をして、その正体を突き止めていきたいと思います。

そして、下の写真は学舎の前の道端にいたカメムシ目の「ヨコヅナサシガメ」です。以前、「下田の森の自然観察」のときに教わったことがあったので、憶えていました。外来種だそうで、もともといた在来種を駆逐しているそうです。そう聞くと、ちょっと憎らしくも思えてきます。

そして、写真にはありませんが、最近の学舎の昆虫たちで感じるのは、普通のアゲハチョウ(キアゲハ)が非常に少ないことです。その代わり、この辺で最近目立つのは「ナガサキアゲハ」という、もともとは九州地方にしか見られなかった種類のアゲハチョウです。

 

普段の仕事に気をとられていると気づきませんが、ちょっと目をやると、身の回りの昆虫たちの様子が少し変です。

『ぬるま湯に入れられた蛙は最初気持ちがよくて、うとうとしているそうです。そして、だんだん熱くなってきて・・・、しまったと気づいた時には、既に「ゆで蛙」となっていて、逃げ出せない。』という寓話があります。

われわれ人間もそんなことのないように、もう少し、身近な生き物たちの様子を真剣に観察したほうが良いかもしれません。(話が脱線してしまいました。ごめんなさい。)

 

 

 

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ペットボトルロケットつくり(本日のイベント)

2009-05-17 17:23:06 | Weblog

本日7名の参加のもと、「ペットボトル・ロケットつくり」を行いました。

作った後は、すぐに打ち上げを行う予定でしたが、あいに風が強いため、打ち上げは、一週間後に延期としました。

各自自慢の愛機にたくさんの飾り付けを施し、満足げに帰りました。

どれも、結構飛びそうです。来週の打ち上げが楽しみです。

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明日のイベント(天気が雨??)

2009-05-16 16:41:07 | Weblog
明日は、「ペットボトルロケットつくり&打ち上げ」が予定されていますが、どうやら、天気は雨降りのようです。

直前になってみないとわかりませんが、明日は「ロケットつくり」だけで、「打ち上げ実験」は一週間後にずれ込むかもしれません。みんなには、申し訳ないけれども、“おかさん”も天気には勝てません。その節はまたよろしくお願いいたします。
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金貨に目がくらむ。(ご褒美)

2009-05-16 14:40:42 | Weblog

学舎では小学生の「計算100問」で、参加者の3分の2以上の子が「自己新記録」を出したら、全員に「おやつ(えさ)」を出すことにしています。

あまり、子どもたちの射幸心をあおってはいけないのですが、毎回、この「計算100問」勝負では、子どもたちとの熱がこもります。自分だけ新記録を出せばよいわけではないので、仲間を思う気持ちも出てきます(?)

おやつの中で、人気No1なのは「ミニラーメン」、No2は、「ポテトチップス系」(但し、カラムーチョとかわさビーフなど、刺激系は除く)、No3は「クッキー」などです。

 

話がそれてしまいましたが、それとは別に、写真のような金貨を時たま、いろいろなことのご褒美として用意しています。(2袋ありますが、金貨といえば「チョコ」と決まっていたはずなのに、一つはなんと「ガム」です。)

「知的Gameの日」の「アtルゴ対戦」の1位、2位の子にあげたり、中学生の「少し難しい計算問題」でのパーフェクト者に出したりしています。「金貨」と言うと「賞品」というイメージがあるせいか、もらうととても喜んでくれます。

「ペットボトルロケット打ち上げ」で、最も遠くまで飛んだロケットにも、あげようかなと考えています。

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いじめ発生!(知的Gameの日の様子)

2009-05-15 21:46:36 | Weblog

木曜日は小学生の「知的Gameの日」。いつもなら時間前に、何人もの生徒が来て、始まるのを待ち構えているのですが、昨日はいつもと様子が違っていました。

 開始時刻の4時半に来ていたのは、たった二人で、この2人で、さいしょのGameである「“おかさん”迷路」を開始しました。 その後、徐々に人数が増え、終了時点では8名になったものの、いつもより活気のないGameの日となりました。

そんな中で2つほどトピックスを紹介いたします。

一つは「県名お仲間探し」という団体戦でのこと。二つのチームに分かれて、47都道府県のカード(各チーム1つの県のカードが2枚)の中から、“おかさん”の「岡」が付く県名、「島」が付く件名、そして、「動物の名」が付く県名などを、取り合いました。どちらのチームが、対象となる県のカードをすべて先にとり終えるかを競いました。

最初の内は、両チームとも、相手チームに勝ちたい一心で、各人が勝手に動き、全く協力体制がとられていませんでした。やがて、一つのチームが、少しだけ協力し合ってカードを取るようになりました。そして、その弱いと目されていたチームが結局、勝利を収めました。

 そんな2つのチームの動きを見ながら、チームワークつくりの下手さに、ちょっとビックリしました。ただ、そんなチームワークつくりなども、こんなGameを何回か繰り返していくうちに、自然と身についていくのかなと思いました。

 もう一つのトピックスは、放課後の“いじめ”のことです。 いつものように、Gameが終わると、子どもたち同士で相談しあって、いろいろな遊びを開始しました。最初のうちは野球をやっていたように思います。

ただ、6時になって第一グループが帰ったあとは、最年長の6年生の男子一人、対、そのほかの子どもたち(3人)との、戦い(プロレスのようなボール投げのような)だったようです。

 多勢に無勢のため、さすがに6年生の男子がやられっぱなしのようでした。しかし、“おかさん”は、そんな様子をちょっと覗いただけで、放っておきました。そして、しばらくして、帰る段になった時に、6年生の子が泣いているのに気づきました。 どうやら、あそびがエスカレートしすぎてしまったようです。“いじめ”が発生してしまったようです。

“おかさん”は、 いじめは、今回のように、じゃれあいや遊びの延長で、起きる事が多いと考えています。いじめている方は、いじめていると考えずに、単なるじゃれあいや悪ふざけのつもりでいることが多いように思います。事情を聞いてみると、昨日の事例もそうでした。

 悪ふざけからのいじめの場合、いじめと悪ふざけの境目は、悪ふざけをされている子が、「もうどうしても、もう止めて欲しい!」と思った瞬間にあると思います。

その境目を過ぎたことを、いじめに遭っている本人が宣言し、周りにはっきりと意思表示すれば、たいていの「いじめ」は、その段階で終了すると思います。

 高校のときの“おかさん”もそうでした、小さい体だったので、面白半分に、当時流行っていた「解剖」という悪ふざけの対象にされたのです。しかし、あまりにもしつこかったので、はっきり怒声を上げて、止めてくれと、宣言したことがありました。そしたら、それ以来、誰も“おかさん”をいじめの対象にはしませんでした。

そんなことを子どもたちに話しました。

でも、そうはいっても、いじめられているほうが、「止めてくれ!」というのは、実際には難しいことが多いとも思います。しかし、今回のいじめ発生は、いつも遊んでいる仲間同士の中でのことだし、いじめに遭ったのが、最年長の、しかも一番腕力が強い子だったので、悪ふざけがエスカレートしすぎる前に、「止めてくれ!」と、一言宣言すればよかったかったかもしれないよと、いじめられた子も含めた、みんなの前で話しました。

その後、結果的に“いじめ行為”をしてしまった子たちが、いじめに遭った子に謝り、そして、双方とも納得顔で帰りました。

ついでに言うと、昨日いじめにあった子は、本日けろっとした顔で学舎にきました。いつもどおりに元気に勉強しかえりました。しこりが全く残っていないようでした。良かったなと思いました。

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英検本試験まであと一ヶ月(みんな合格できそうです。)

2009-05-15 12:16:53 | Weblog

 昨日で、2009年度第一回目の英検一次試験まで、ちょうどあと1ヵ月となったので、現時点での、みんなの実力を確認してみました。試験は筆記とリスニングで、本番のちょうど半分くらいの量の問題で行いました。

その結果、4級、3級対象者の平均は73点(100点満点とすると)で、全員が60点以上でした。英検は、約6割が合格基準といわれていますので、まずは一安心です。あと一ヶ月、全員が80点以上の得点で合格できるよう、さらに上を目指していきたいと思います。

このテキストが結構、優れものです。非常にわかりやすく出来ています。↑

 

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学舎の池の微生物観察

2009-05-14 13:06:24 | Weblog

先日、学舎の池の中に「ヤンマ」の仲間のヤゴがいることを報告いたしましたが、そのヤゴの脱皮した殻が池の中にたくさん見付かりました。子どもたちに、興味を持ってもらおうと、こんなのが池の中にいるよと、3つほど脱皮した殻を小さな容器の中に入れて玄関に展示していました。

そして、一週間くらいたったので、それらを池に戻そうとしたところ、小さな虫が容器の中で、うようよしているのを中学生が見つけました。

翌日、それらを観察してみることにしました。幸い、8年前くらいに友人からいただいた、「intel Play Qx3」という、パソコンで見られる顕微鏡が合ったので、それで確認してみることにしました。焦点合わせが難しく、激しく動き回る生き物を追うのは結構大変でしたが、どうやらおなじみのミジンコ他、全部で3種類いることがわかりました。

これがインテルの顕微鏡です。遊び心いっぱいの愉しい、そして、優れものの、おもちゃです。

そして、“おかさん”だけ楽しんでいてはいけないので、みんなで見てみました。

 60倍のレンズで覗くと、こんな微生物がうようよと動き回っているのが見付かりました。よく知られている「ミジンコ」の倍くらいの大きさです。

ミクロの世界を垣間見た子どもたちは、このあと、興奮冷めやらない様子で、しぶしぶ座学に戻りました。

2つ見える楕円の形をしたのが、激しく動き回っていました。

オレンジ色がかったミジンコも写っているはずなのですが、はっきり見えません。

 

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ヒマワリの苗プレゼント

2009-05-13 13:08:06 | Weblog

今年も、学舎の前の道に「ヒマワリ」を植えようと、4月下旬に種をまきました。そして、その種たちが大きな苗として成長しました。

例年ですとこの苗を、小学生たちに手伝ってもらって、郵便局と学舎の間にある道路の真ん中の花壇に植えるのですが、昨年、あまりに巨大に成長しすぎた「ヒマワリ」(3mを超える大きなものがたくさん出来ました。)に、「倒れたら危ない。」という苦情が町内の人から寄せられました。

  

昨年のヒマワリの様子です。↑

郵便局を訪れた方たちや、道行くほとんどの人が、微笑をもって眺めてくれていたヒマワリでしたが、確かに大きくなりすぎるとちょっと厄介な部分もあります。ですので、今年は、無用な混乱を避けるため、ヒマワリをあまり大きくしすぎないようにしようと考えました。

そこで、先日、あらかじめ植えておいた苗を植えるのではなく、種を花壇に直播しました。“おかさん”の少ない経験からすると、この半月くらい種まき時期を遅くらせることで、夏本番になってもそんなには大きくならないことが確認されています。せいぜい今年は2mくらいまでにしかならないと思います。

 

ただ、このような軌道修正をする前に蒔いておいた種が芽を出し、立派な苗となっていましたので、子どもたちの希望者にあげることにしました。

そして、喜んで手を上げてくれた子がいたので、その子たちのために、小さな鉢に植え替えました。写真の4つの鉢に植わっているのが、その苗です。各自の家で大きく成長するといいなと思います。

 

 

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イベント準備その2(発射台の確認)

2009-05-11 21:37:22 | Weblog

今度の日曜日に行う「ペットボトル・ロケットつくり&打ち上げ」 ですが、このイベントについては何年か前に一度行ったことがあります。

ですので、「手順書・段取りつくり」とかを一からやる必要がないので、少し楽が出来ます。でも、一度実施して成功しているイベントでも、必ずしも2度目も成功するとは限りません。慢心した状態で臨むと、結構失敗したりして痛い目にあいます。

ですので、念には念をということで、今日は、発射装置の具合をていねいに確認しました。30分くらいで終わるだろうとたかをくくっていましたが、始めてみると、前回どのように操作してうまくいったのかを、全て忘れてしまっていて、思うようにはかどりませんでした。

また、発射台も見かけはすぐに立派な形に組み立てられましたが、写真右下にある発射のためのハンドルをいくら握っても、発射台の接続部分は、ほんのちょっと微動するだけで塩梅が良くありません。仕方なく、もう一度最初の時と同じように組み立て手順書を読み、ハンドルや接続部の微調整をしました。

その結果、1時間強の時間を費やし、やっと写真にあるペットボトルが飛び出すようになりました。これで一安心です。 

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ペットボトルロケットつくり準備(イベント準備)

2009-05-09 13:31:58 | Weblog

 何日か続いた雨もあがり、気持ちの良い天気となりました。先日、ヤンマのヤゴを見つけてからは、学舎に来るとまず最初に池の中の様子を観察するのが日課となりました。

今日も、元気良く群れて泳ぐメダカたちに混じって、ヤゴの姿がいくつか観察されました。先日のものと違う、少しずんぐりしたヤゴもいるので、2種類は確実にいるのですが、よーく見ていると、もう一種類いるような気がします。こちらの観察も続けていこうと思います。

ところで、今日は来週予定されている「ペットボトルロケットつくり&打ち上げ」の準備をしました。ロケットのひれに使う牛乳パックに切り込み線を書き込む作業と、ロケットの頭につける流線型をしたノーズ部分(人に万が一ぶつかっても衝撃がやわらげられるよう、紙で作ります)材料の用意しました。

今日はとてもよい日で、ロケットの打ち上げに最適ですが、果たして来週はどうなんでしょう?

運を天に任せて、当日が来るのを待ちたいと思います。小雨でも打ち上げを決行したいと思います。

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