田母沢御用邸から歩いて10分ほど。
クラシックホテルとして人気の金谷ホテルが、その前身「金谷カレッジ・イン」(通称(Samurai House)を創業した建物が今も残っています。
日光東照宮の雅楽師だった金谷善一郎氏が、元武家屋敷だった自宅を改装し、外国人向けの宿泊所を開業したのは、1873年(明治6年)。日本最古のリゾートホテルのおもてなしぶりは、各人から絶賛されたそうです。
1階が台所やおふろ、2階が客室。
武家屋敷の名残りがあちこちにあって、隠し階段、隠しふすまなど・・・ちょっと忍者屋敷みたい? 襖の引き手や、釘かくしもすてき。亀や鶴があしらわれています。
江戸時代の建築様式が残る貴重性から、国の登録有形文化財にも指定。創業から20年後には、現在の金谷ホテルを開業、「Samurai House」は、現在「金谷ホテル歴史館」として一般に公開されています。 ・・・よく、建物を残してましたね!
お隣には、レストラン&ベーカリーがあって、そちらでランチを。
パングラタンやビーフシチューもおいそうでしたが・・・地元らしいメニューを、と思って、ヤシオマスのオープンサンド(¥1200)をオーダー。
日光はマスが名物だったのね。知らなかった!
金谷ベーカリーの超人気パン、ロイヤルブレッドに、たっぷりのポテトサラダ、揚げたてマスフライをのせたオープンサンド。ロイヤルブレッド、めちゃくちゃふわふわで こういうパン食べたら、誰だって笑顔になりますね ドリンクは、+¥300。 午前中は、ロイヤルブレッドのモーニングもあるらしい。ちょっと気になる!
せっかくきたので、デザートも食べるつもりだったのですが、さすがにおなか、いっぱい。無念。
ここからさらに歩いて5分ほどのところに、すてきな教会を発見。
日光聖公会日光真光教会。
現在の石造の建物は、1914年(大正3年)、立教大学学長だったガ―ディナーの設計により建てられました。
栃木県の鹿沼石をつかった重厚なたたずまい。
その中に、ステンドグラスの明るい光がそぞいていました。
日光といえば、東照宮、と思っていたけど、すてきな建物がたくさん!
・・・寄り道が多くて、なかなか東照宮までたどり着けません