昨年のおさんぽ記録ががなかなかできていなくて。
レトロ建築おさんぽ、昨秋行った北区の晩香盧と青淵文庫。渋沢栄一の別邸があった飛鳥山に今も現存するすてきな建物なんですよ。
こちら、「晩香盧」。渋沢栄一の喜寿のお祝いに、清水組から贈られた洋風茶室です。(1917年(大正6年)築、設計:田辺淳吉)
茶色をベースに、色違いのタイルを張り合わせたデザインがおしゃれ!
照明もすてき。
中のお写真はNGなのですが、こちらガイドの画像。
貝の薄片をはりつけた室内の照明には、長寿を祈念して鶴がデザイン。暖炉には、「壽」がタイルで描かれています!
やわらかな曲線がデザインされたステンドグラスもすてきで こういうおうちに住みたーい。
「青淵文庫」は、渋沢栄一の傘寿のお祝と子爵に昇格記念をかねて寄贈されたもの。 こちらも設計は田辺淳吉。(1925年(大正15年)築)
外壁には、渋沢家の家紋である、柏、どんぐりの実をモチーフにしたオリジナルタイル。
室内は、美しいステンドグラスやシャンデリアで優美なたたずまい。当初は、書籍、資料の収蔵庫とする予定だったそうですが、関東大震災で多くの資料が焼失し、おもに応接室に利用されたようです。
ストーブのカバーや寄木模様の床など1つ1つ、丁寧に、目だたないけど凝った造りです。
階段もすてきでしょう
長六角形をくさりのようにつないだデザインの手すり。うっとりしちゃう
レトロ建築を堪能したあとは、飛鳥山公園内にある博物館のカフェ・ヴァーチュで休憩。
飛鳥山おはぎ、2個で¥330、コーヒー¥350。 たっぷりの粒あんのおはぎ。
この周辺の銘菓なのかしら?
ここは桜の季節もすばらしい!と評判で、春になったら行ってみようと思っていたのですが・・・いつのまにか、夏真っ盛り。
涼しくなってきたら、またおさんぽに行きたいな。