4月初め、おともだち一家と水沢にいってきました。
行ってきたのは・・・「奥州宇宙遊学館」!
国立天文台水沢キャンパス内にある、宇宙を楽しく学べる科学館です。大正10年に建築された旧緯度観測所を改築した建物は、2階建の落ち着いた洋館造り。白壁と木のぬくもりが温かい、すてきな建物です。
中の施設もとっても充実していて、惑星の大きさや重さを体験できる部屋や、科学者でもあった宮沢賢治の作品と宇宙との関わりを紹介するコーナーなどあり、子供も大人も楽しく学べます。そしておすすめはミニシアター。しかも3Dなんですよ! なかなかの迫力で、ちびっこたちも大満足★
そして、一番おどろきだったのが・・・Z項かな。
1899年に創設された緯度観測所は、地球上の同じ緯度(北緯39度8分)から星を観測する施設で、設置されたのは、水沢を含めて世界で6観測所。日本の観測所の初代所長である木村榮は、緯度観測の数式上で重要となるZ項を新たに発見し、世界的に有名となった科学者だったです。
水沢にある「Zホール」、不思議な名前だと思っていましたが・・・Z項に由来していたのですね。全然知らなかった!
緯度観測所は、今は、国立天文台水沢として、引き続き最先端の天文学の研究を行っています。
そんな世界的な施設が水沢にあったなんて・・・知らなかったよ!子供のころ、こういうことを教えてくれていたら・・・みんなも、もっと科学や宇宙に興味をもったんじゃないのかなぁ。
敷地内には、こんな大きい望遠鏡も!
ここから、どんな星空がみえるのかな。
遊学館には、売店もあって、宇宙グッズがいろいろありました。
宇宙食も!笑
これは、ストロベリーショートケーキ♪
まだあけてないのだれど・・・袋の上からさわってみるとさくさくと軽い感触。どんなお味なのかな?(=^・^=)
遊学館のキャラクター、又三郎くんのキーホルダー(¥350)。
南部鉄器でできています!
水沢は南部鉄器の町でもあり、市内の集合住宅の壁面に、南部鉄器でつくられたモチーフもありましたよ。あたふたしている間に過ぎてしまって写真がとれなかったのだけれど・・・すてきだったな。
思いがけないおさんぽになりましたが、、とっても楽しかった! ・・・ここ、まだ、あまり知られてないのかな? 建築好きの方、宮沢賢治ファンにもおすすめです★
奥州宇宙遊学館 HP
岩手県奥州市水沢区星ガ丘町2-12 休:火 9:00-17:00 入館料:大人¥200、子供¥100
国立天文台水沢 HP