8月2日のブログで紹介したスカリが完成しました。
途中で糸が無くなったのですが、400mを買ったら余るので、100mの糸を探したら黒色が無かったので、黄色をつぎ足しました。
黒一色では味気ないので、かえって良かったのではと思います。
底の直径は55cmほど、高さは130cmほど、魚を入れるところは今まで使っていたスカリのものを流用しました。
網は横を目数、縦を段数と数えるのですが、控えていた目数と段数を集計すると、結び目は8,424箇所になります。
我ながらよく頑張ったものです。
土曜日に仕事が入り、代休が取れたのでいつもの筏に自作スカリを持って、釣りに行きました。
3日ほど前の天気予報では曇りだったのですが、筏に乗るとすぐに雨が降り始め、傘で雨を避けての釣りになりました。
朝は潮が動いていなかったので、底トントンで釣りを開始。
雨にも関わらず餌取りは元気なようで、オキアミもコーンもダンゴが割れた瞬間にかすめ取られてしまいます。
ほとんどアタリも取れず、エサを取られる状況が続き、昼前に潮が動き出しました。
人間の場合は地面に立っているので、空気が動けば風を感じますが、魚の場合は水中に浮かんでいるので、潮が動けば魚も一緒に動きます。
かわりに、海底が動いて見えるのでしょうね。
海底に着いたダンゴは、潮が動いていると魚は潮上に向かって泳ぎながらダンゴをつつく、ダンゴから出た刺し餌は潮に乗ると魚から止まって見える。
そんなことを考えながら、前回結果の出た大はわせを試したり、潮に乗せて糸を出してみたりするのですが、餌を取られるか、時折ボラがかかるかで、チヌは食らいついてくれません。
もうすぐ誕生日の娘にお祝いの鯛を釣ってくると豪語したものの、時間が過ぎてゆくだけで、気持ちは焦るばかりです。
昼前にそこそこ良型のカワハギが釣れたので、スカリに入れました。
本当ならチヌを入れたいところですが、現実は厳しいです。
明日は仕事なので、午前中にチヌを2・3匹を釣って昼寝をして、2時半の見回りの船で帰る予定だったのですが・・・
チヌは釣れないし、雨で昼寝もできないし、2時半の見回りの船でヌカを買い足し、終盤戦に突入。
余りにエサ取りの活性が高いので、チヌの口まで差し餌が届かないのではと想像し、針上20cmぐらいのところにオモリを打って、餌が動かないようにしてみました。
潮が緩んできたので、オモリは2Bでいけるでしょう。
イメージは、ダンゴが溶けても針に刺した餌が飛び出さ無い。
アンコにした刺し餌は流れ出して、それをエサ取りが追いかけていく。
ダンゴの残骸に残った刺し餌にチヌが食いつく。
欠点はダンゴがいつ割れたか解らず、気づかない間にエサを取られていることです。
何度も素針を引きながら辛抱強く繰り返し、納竿まであと30分ほどというところで、穂先に今までにない反応がありました。
しかし、そこからなかなか穂先を持っていくようなアタリがきません。
もう餌が無いのでは、仕掛けを回収しようかと思いあぐねていると、穂先が微かにもたれました。
思い切って合わせてみると、魚がかかる手ごたえがあり、35センチのチヌを釣り上げることができました。
小さめながらも娘の誕生日祝いの塩焼きにはちょうど良いサイズです。
自作の大きなスカリの中で元気にチヌが泳いでいるのを見て、満足に浸れる一日でした。
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