筏釣りの道具入れに使っていたバッカンがくたびれてきたので、ドカットというケースを買いました。
本来は電動工具などを入れるケースですが、耐荷重が500kgもあり、踏み台や腰掛にも使えるものです。
腰掛に使えるものならば、本格的に椅子として座れるようにしようと、改造をしました。
クーラーボックスに座るとき使っていたクッションがちょうど良い大きさだったので蓋に張り付け、背もたれを作りました。
背もたれがないと、腰が痛くなるのですよね。
背面には日差しが強いときの必需品である傘を使えるように、傘立ても付けました。
この日は風が強かったので、傘立ての調子を見ることができませんでした。
奥に写っている黄色いカラビナは、ごみ袋をつけるためのものです。
改造に一番苦労したのは、背もたれの金具です。
蝶番を使いたいところですが、けっこう荷重がかかるところなので、蝶番が壊れてしまうのはヘラブナ釣りの釣台を作ったときに経験済みです。
今回は金具を使って工夫しました。
金具をつけるところは、背もたれの木が割れないように、タコ糸を巻いてエポキシ樹脂接着剤で固め、黒く色を塗っています。
今のところ、体重をかけてもたれても大丈夫です。
座り心地も良く、椅子と道具箱が一体になったので、荷物が一つ減って満足です。
この日の釣果は、残念ながらタコ1匹でした。