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<日本の名水百選> 東京 お鷹の道・真姿の池湧水群

2024-10-14 06:47:36 | 名水百選

 「お鷹の道・真姿の池湧水群」

 お鷹の道・真姿の池湧水群(おたかのみち・ますがたのいけゆうすいぐん)とは東京都国分寺市西元町の武蔵野台地国分寺崖線によって形成されるママがハケに沿って用水となっている、武蔵野台地の代表的な景観の場所であり1985年(昭和60年)名水百選に選定された。

 概要
 1748年(寛延元年)から国分寺は徳川御三家尾張藩の鷹狩の狩り場となった。武蔵野台地ハケにママを集めた清流に小道が整備し、これを「お鷹の道」と呼ぶようになった。「真姿の池」 - 「元町用水路」を経由して野川に流入している。 湧水の枯渇を防止するため、中央鉄道学園跡地が東京都立武蔵国分寺公園として整備され、水源林になっている。

 「お鷹の道遊歩道」は 手づくり郷土賞平成元年度「いこいとふれあいの道」部門受賞。平成17年度は同賞大賞。

 真姿の池の伝説

 「真姿の池」の名前の由来 847年(承和14年)、当時絶世の美女と謡われた玉造小町は、業病とされた皮膚の病に冒され、その容色を失い、治療の効なく変わり果てた己が姿に、「御仏の慈悲にすがっても」と意を決し、小町は当地の国分寺を訪れ、薬師如来にぬかづいて一心に祈り続けたところ、三×七=二十一日目に一人の童子が忽然と現われ、小町をとある池の畔に誘い、「この池水にて身を洗うべし」そういいおいて童子は姿を消してしまうが、藁にもすがる想いで小町がいわれたとおりにしたところが、七日にして、元の美しい姿を取り戻した。

*Wikipedia より

 「真姿の池」は、重い病に苦しむ絶世の美女・玉造小町が、「池で身を清めよ」との霊示を受けて快癒したことに由来する。湧水群清流沿いは、江戸期お鷹場に由来する「お鷹の道」で、カラーの花や蛍が人気の遊歩道。

 水質・水量
 水量は約千m3/日の流量を有している。飲用としては不適。
 由来・歴史
 江戸時代寛延元年より国分寺市内の村々は、尾張徳川家の御鷹場に指定されていた。地元では、崖下の湧水を集めた清流沿いの小径をいつの頃からか「お鷹の道」と呼ぶようになる。「真姿の池」には、嘉祥元年、絶世の美女といわれた玉造小町が難病で苦しみ、病気平癒の祈願のため国分寺を訪れ21日間日参すると一人の童子が現れ小町を池に案内し、この池で身を清めるように言って、姿を消したので、小町がそのとおりにすると病は消え、元の美しい姿に戻ったという伝説がある。
 水質保全活動
 地元住民及び市による、名水周辺の清掃活動を行っている。

 おすすめの時期-11月下旬~12初旬 紅葉の頃が見ごろ
 周辺の自然環境-湧水群は古多摩川の浸食によってできた国分寺崖線の各所から湧出している。崖はハケと呼ばれ、周辺にはケヤキ・イヌシデ・スギ・コナラなどが多く見られ、雑木林が保存されている。ハケ上は東京都立武蔵国分寺公園となっており、緑に囲まれている。
 利用状況-国分寺崖線の各所から湧出した水が、真姿の池・元町用水路を経由し、野川にそそいでいる。用水路はお鷹の道に沿って流れており、都市の中の貴重な親水空間となっている。
 イベント情報-11月初旬 国分寺崖線上の東京都立武蔵国分寺公園では「国分寺祭り」が毎年行われている。

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=23 より

 残念ながら、市販はされていません。名水に百選に選ばれてはいるものの飲用には適していないため、遊歩道の美しい景観を作り出している要素のひとつとして考えるとよいでしょう。

*https://www.flair-water.jp/meisui/2534/#i-8 より


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