「八ツ房なす」
【産地】置賜地域>長井市
【特徴】形状はやや縦長の巾着型で、色は鮮やかな紫色、手で押すと跡がつくほど皮が柔らかい。ヘタに全くとげがないため扱いやすく、花おち部分が小さいため処理する手間が省ける。薄皮丸なすよりも遅くまで収穫できるのが特徴。
【食味】漬物で食べられることが多い。
また、佃煮や煮物、干してもおいしくいただけます。
【来歴】250年ほど前に新潟から長井市に移り住んだ一族が持ち込み生産が始まったとされる。
【時期】7月上旬~10月中旬
*https://tradveggie.or.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E9%87%8E%E8%8F%9C%E2%80%9506-%E5%B1%B1%E5%BD%A2/#i-63 より
うまれ
250年前頃に、新潟から長井市に移り住んだ一族が持ち込み、生産が始まったと言われています。
戦後も長井市内で栽培されていましたが、一時期栽培面積が減少し絶滅の危機に瀕しました。しかし、長井市内の矢久保家が代々種子を守り受け継いできました。矢久保家5代目である喜兵衛氏は苗農家をしながら乱売を避け、盗難を防ぎながら良種を守り、信頼できる生産者に苗分けすることで徐々に面積を増やし、現在に至っています。
「八ツ房なす」の名前は、果実の断面が八角形になっているように見えるから、という説などがあります。(H28.1.22認定)
そだち
収穫期間は7月上旬から10月中旬で、薄皮丸なすよりも遅くまで収穫できるのが特徴です。また、形状はやや縦長の巾着型で、色は鮮やかな紫色、手で押すと跡がつくほど皮が柔らかいです。
長井市内で約15戸が生産に取り組み、年間6トンを収穫しています。
おいしさ
漬物で食べられることが多く、漬け方は薄皮丸なすと同じですが、八ツ房なすはヘタに全くとげがないため扱いやすく、花おち部分が小さいため処理する手間が省けます。
また、佃煮や煮物、干してもおいしくいただけます。
*https://yamagata-okitama-shoku.net/shokuzai.cgi?catid=dentouyasai&shokuzai=yatufusanasu より
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