「新潟小規模蒸溜所 新潟亀田蒸溜所」
新潟亀田蒸溜所は、大手印鑑販売の株式会社大谷が設立した合同会社。2018年に野村証券新潟支店などが主催した「新潟イノベーションプログラム」で、株式会社大谷を含めた3社がチームとなり発表したクラフトウイスキー製造の事業案を実現。2019年3月に事業を立ち上げ、株式会社大谷の本社工場の敷地内に蒸留所が建設された。
原料である大麦を発芽~蒸留するところまで行う本格的なジャパニーズウイスキーを製造する会社は新潟県では新潟亀田蒸溜所が初となる。
蒸留機はスコットランドのフォーサイス社製、麦汁を醗酵させる際に使用する発酵槽はステンレス製・木桶の2種類を併用していく。2021年3月に蒸留開始、2024年の本格販売を見込む。生産能力は年間3万リットル。
当面はスコットランドからの輸入麦芽を使用する予定だが、農業法人の白銀カルチャー(同市秋葉区)と契約し原料の大麦4トンを確保。年内にも県産麦芽100%での蒸留を開始する見込み。その他、今後の動きとして県産米を使用したライスウイスキーの生産も視野に入れていたり、国内外からの需要に対応するため、夏以降に設備の増強なども計画している。2021年秋以降には樽詰め前のウイスキー「ニューポット」を販売する予定。
新潟小規模蒸溜所の資本金は3千万円。これまでの総事業費は総額2億4千万円。
新潟小規模蒸溜所 新潟亀田蒸溜所 新潟市江南区亀田工業団地1-3-5
*https://jpwhisky.net/2021/01/01/japanesedistillery/#4-9 より
主力商品
新潟亀田ニューポット Peated
アルコール度数:60度
原材料:モルト(英国産)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます