「卯の花 おから」
おからは大豆から豆腐を製造する過程で、豆乳を絞った際の搾りかす。
日本、中国、韓国など、豆腐が存在する東アジア一帯ではなじみ深い食品です。
食物繊維を多く含み、火を通して食べることが多い食べ物です。
ちなみに、「おから」は絞りかすの意味で、茶殻の「がら」などと同源の「から」に丁寧語の「御」をつけたもので、女房言葉のひとつ。
また、「から」の語は空に通じるとして忌避され、縁起を担いでさまざまに言い換えられています。
例えば、白いことから「卯の花」(うのはな、主に関東)、包丁で切らずに食べられるところから雪花菜(きらず、主に関西、東北)などと呼ばれます。
また、「おから」自体も「雪花菜」の字をあて、寄席芸人の世界でも「おから」が空の客席を連想させるとして嫌われ、炒り付けるように料理することから「おおいり」(大入り) と言い換えていました。
*https://www.alias-food.com/other/unohana より
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます