「伊敷長なす」
由来
昭和初期には,鹿児島市伊敷方面で栽培されており,昭和40年頃までは盛んに栽培されていた。今では見なくなったが,近年,一部の生産者が復活に取り組んでいる。
作物の特徴・特性
果長は30~35cm,太さ5cm程度と細長い。長いものでは50cm以上になることもある。
味や料理法
採り遅れても硬くならない,焼きなすや野菜炒めで食べていた。
栽培カレンダー
*http://www.pref.kagoshima.jp/ag06/sangyo-rodo/nogyo/nosanbutu/dentou/isikinasu.html より
「伊敷長なす-いじきながなす」
【生産地】鹿児島市伊敷地区
【特徴】葉色は濃緑。形状はやや先とがり。果長は30~35cm,太さ5cm程度と細長い。長いものでは50cm以上になることもある。採り遅れても硬くならない。紫の艶とテリが美しいボリューム感のある品種。収穫までに時間がかかる。
【食味】なす本来の甘みが強くて美味しい。
【料理】焼きなすや野菜炒めなど
【来歴】昭和初期に伊敷地区で栽培が見られ、1955(昭和30)年初めには、県農業試験場が県内各地域から「伊敷長なす」を収集し系統選抜試験が行った。1965(昭和40)年代までは、県内各地で栽培されていたが、揃いの良い多収な品種に変わり衰退していった。今では、見なくなったが、近年、一部の生産者が復活に取り組んでいる。また、鹿児島市内の小学校と鹿児島大学が連携して、地元ゆかりの野菜を育てて地域への理解を深めてもらおうと、児童達と「伊敷長なす」を栽培する活動が行われている。
【時期】7月~9月中旬
*https://tradveggie.or.jp/vegetableposts/46-kagoshima#index_MopScVOd より
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