「つつした」
逆転の発想から生まれたまっすぐなカタチ。
今、靴下はますます足の形に沿うものが増えてきている。それはひとえにフィット感を求めての流れ。しかし足は立体的で、人によって、また同じ人でも左右の形やサイズは異なるものだ。一人ひとりの足に合わせてつくったような履き心地を目指したら、こんなまっすぐな形になった。それが樋口メリヤスの「つつした」。靴下はセ-タ-やマフラ-と同じように編み物で、一般的に口ゴムからつま先に向かって、螺旋状に編まれている。靴下にフィット感があるのは実は裏糸を一緒に編み込んでいるから。しかし品質表示に「綿100%」とあっても表糸だけの話で、そこにはナイロンやポリウレタンといった裏糸が含まれている。そして肌に当たる部分は綿でないことが多く、これが締めつけがきつ過ぎたり、かかとがズレる、ゴムの跡が付くといった不満の原因に。
「つつした」は、表と裏の糸が真逆。足を優しく包み込むために、厳選した天然素材を肌に触れる裏糸にして、伸縮性や耐久性が必要な表糸には、織り上げるのに高度な技術が必要とされるフィラメントツインヤーンを使用。その結果、どんなサイズでもジャストフィットする、かかとのないまっすぐな形に。履き口にもゴムを使用せず糸で締め具合を調整し、締めすぎずゆるすぎず、足の形に沿った理想のフィット感を実現してくれる。
「表糸と裏糸を変える」という発想の転換で、かかとをなくしても自分の足に合わせてつくられたような極上のフィット感と履き心地が得られる一足に。
樋口メリヤス工業株式会社 大阪府枚方市春日元町2-17-3
*https://osaka-sei.m-osaka.com/product/120/ より
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