「銀寄-ぎんよせ」
【生産地】山鹿市
【特徴】和栗の王様とも称される。やや横に長い形で、光沢があり美しい。で、豊かな甘みや風味が特徴。
【食味】甘みに加えて香りがよく、きめが細かくほっくりした食感で非常に食味が良い。
【料理】栗きんとんに最適な品種。和菓子、京料理に使われる。ゆで栗、栗ご飯、焼き栗など。
【来歴】大阪府の豊能郡が原産で、1750年頃にできたとされる。江戸時代中期1753(宝暦3)年、広島から持ち帰った栗を大阪の歌垣村(現能勢町)に植えたのが始まりとされる。 歌垣村倉垣の人が、この栗をまいたところ、そのうちの1本がとても良い実をつけたので、この樹を近隣に増殖させました。その後、江戸後期の、天明から寛政にわたる大飢饉の時にこの栗を売り歩いたら高値で飛ぶように売れ、多くの「銀札」を集めたことから、その品種は「銀を寄せる」という意味で「銀寄」と呼ばれるようになったといわれている。 明治になると、池田市を通じて日本中に出荷販売されるようになった。現在は、愛媛県、熊本県、大阪府、岐阜県などでも栽培されている。愛媛県と熊本県で50%を占める。
【時期】9月中旬~10月上旬
*https://tradveggie.or.jp/vegetableposts/43-kumamoto#index_g48vLgDV より
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