「古和秀水」
總持寺祖院の門前町を流れる鬼屋川の5km上流の深い森林に包まれた丘陵の中に日量約90トンの湧水が湧いている。開祖瑩山紹瑾が竜神の神託により霊水が出ることを教えられたとの伝説が伝わっている。この由来により、寺及び住民では、この水を仏前の献茶・献湯の聖水として尊び使用されている。また、この水は、子供には清水大人には酒になったため瑩山が「コワシュウド」と命名したとの伝説がある。1985年名水百選の一つに指定されている。また、輪島市は「旅愁との出会い 千枚田」をテーマとして水の郷百選に選定されており、總持寺祖院、門前町、その所縁のある古和秀水は、白米千枚田と並ぶ名水スポットとなっている。
飲用は煮沸して飲む旨の注意書きがあり、湧出口横にろ過した取水場がある。また、道中は總持寺祖院の所縁ある寺社跡が残り遊歩道が整備されているとともに、古和秀水周辺は森林公園として整備されている。
*Wikipedia より
總持寺の開祖である瑩山禅師が竜神のお告げによって知らされたという霊水。「子には清水(しゅうど)、大人には酒になる」という伝説からコワシュウドと名付けられた。總持寺祖院でもお茶の水として愛用されている。
水質・水量
湧水量としては小規模(一日あたり約90t)であるが、四季を通じ干天時でも絶えることがない。
由来・歴史
総持寺の隣に鬼屋という村があり与助という信心深い百姓と親孝行の与一という息子がいた。与助の家は貧乏で働いても働いても暮らしが楽にならなかった。ある日、与助は山仕事帰りにこの水を飲み、何杯も飲んでいるうちにほろ酔い機嫌になった。お金も無いのに酔って帰る父を不思議に思った息子が仕事帰りの父親の後をつけて自分もその水を飲んでみたが、それはただの水だった。息子は思わず「親は酒々子は清水(しゅうど)」とつぶやいたという。この話を聞いた禅師様が「古和秀水」というめでたい字にされたそうな。
水質保全活動
不定期ではあるが、地元住民や地元高校生による名水周辺の清掃活動。
おすすめの時期-通年
利用状況-総持寺の開祖、瑩山禅師が竜神のお告げにより霊水が出ることを教えられ、お茶の水として愛用されて以来、総持寺では仏前の献茶・献湯の水として供されているほか、付近の住民も仏前のお水やお茶用の水として愛用している。
*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=34 より
古和秀水は、一般的に販売されていません。そのため、この名水を味わうには現地を訪れる必要があります。
*https://www.flair-water.jp/meisui/1563/#i-8 より
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