「鮮度が命!甘くてジューシー!姉崎だいこん 〜千葉県・市原市〜」 2022年1月24日
野呂佳代さんが生のままガブリ!驚きの甘さ▽収穫した日に出荷!鮮度を守る秘密▽甘さを味わう絶品料理!▽甘い大根を見極めるワザ▽甘辛を使い分け!大根おろしの極意も
千葉県市原市の姉崎だいこんは、収穫した日に出荷するので鮮度が抜群!甘さとみずみずしさが特徴です。タレントの野呂佳代さんが取材すると、大根は寒さに当てつつ葉っぱは寒さから守るという驚きの工夫が!その日に出荷するための秘密も明らかに!また、甘い大根を見極めるワザや甘い辛いを使い分ける大根おろしの極意も伝授します!さらに、甘さを生かした「ポタージュ」、皮のホクホク感を味わう「かき揚げ」も登場します!
「うまいッ!」の秘密
姉崎だいこんの甘さの秘密は、ふかふかの土をつくること。大根は土がかたいとストレスがかかり、ねじれたり曲がったりして、辛みのもととなる成分も出てしまいます。そこで、生産者の泉水さんは大型のトラクターで30cmほど深さまで耕し、やわらかい土をつくることで、大根はまっすぐ大きく育ち、辛みのもととなる成分も少なく、甘みたっぷりの大根に育つのです。
ちなみに、甘い大根を見極める方法は、ひげ根がまっすぐなもの。ストレスなく甘く育った大根の証しです。
姉崎だいこんを甘く育てるもうひとつの秘密が姉崎地区の寒さ。冬は朝晩は冷え込み、霜が降りる日もしばしば。大根は凍結から身を守ろうとでんぷんから糖をつくるので甘さが増します。ところが葉っぱは冷たい風に当たり続けると傷んでしまいます。そこで、泉水さんは、大根の葉っぱに霜が付かないようシートをかぶせ、横は大きく開けて大根には冷たい風を当てることで、姉崎だいこんの甘さを生み出していたのです。
姉崎だいこんの甘さとみずみずしさを保つ秘密が、収穫後すぐ出荷すること。大根を収穫後、まずは葉っぱを切って呼吸を止めて鮮度を保ちます。さらに、生産者たちが共同で作った洗浄選別施設で素早く洗浄しその日のうちに出荷。こうすることで、鮮度が保たれ甘くてみずみずしい姉崎だいこんを消費者に届けているのです。
「簡単大根サラダ」&「大根のポタージュ」&「大根の皮のかき揚げ」
【簡単大根サラダ】
<材料(4人分)>
・大根(葉っぱに近い部分):300g
・ごま油:大さじ1
・しょうゆ:大さじ1
・もみのり:適量
<作り方>
1)皮をむいた大根をスライサーで千切りにする。
2)1)にごま油、しょうゆをまわしかける。
3)ざっくり混ぜて、お好みでもみのりを加えれば、できあがり!
【大根のポタージュ】※繊維質もすべて、大根を丸ごと味わえる甘みたっぷりのポタージュ。
<材料(4人分)>
・大根(葉っぱに近い部分):500g
・たまねぎ:100g
・固形コンソメスープの素:2個
・水:適量
・牛乳:300mlほど
・塩、こしょう:適量
・刻みパセリ:少々
<作り方>
1)大根は3mmほどのいちょう切りにする。たまねぎは繊維に沿わない半月切りにする。
2)鍋に1)を入れ、浸る程度の水を加え、固形コンソメスープの素(1個)を入れ、強火で煮る。
3)沸騰したら、火を止めてふたをして、20〜30分ほど余熱で火を通す。たまねぎと大根が透明になったらOK。
4)煮込んだ大根とたまねぎをハンドミキサーなどで細かくする。(※具材以外の煮込んだスープは使わない)
5)4)に牛乳、固形コンソメスープの素(1個)を加えてひと煮立ちさせる。塩、こしょうを加えて味を調え、最後に刻みパセリを乗せれば、できあがり!
【大根の皮のかき揚げ】※歯ごたえがある大根の皮がホクホク食感に!
<材料(3人分)>
・大根の皮(7~8cm幅):6枚
・あさりのむき身:60g
・かにかまぼこ:60g
・天ぷら粉:適量
・揚げ油:適量
・塩、こしょう、さんしょう:各少々
<作り方>
1)大根の皮を5mmほどの細切りにする。
2)1)にあさりのむき身、かにかまぼこを混ぜ、水で溶いたてんぷら粉に加える。
3)2)を適当な大きさにまとめて、170℃の油で2分ほど、ひっくり返しながら揚げる。
4)両面がきつね色になったら取り出し、塩こしょう、山椒をかければ、できあがり!
*https://www.nhk.jp/p/umai/ts/P7R4N8K39M/episode/te/982MJXMZ9P/ より