「鯱 しゃち」
シャチ(鯱、学名: Orcinus orca)は、哺乳綱鯨偶蹄目マイルカ科シャチ属の海獣である。
名称
日本列島では伝説上の生物「鯱」にちなんだ「シャチ」という標準和名の他にも、「サカマタ」と「タカマツ」を筆頭に、「シャチホコ」「シャカマ」「タカ」「クジラトウシ」「クロトンボ」「オキノカンヌシ」など多様な別名が存在した。
海洋における食物連鎖の頂点に立ち肉食性が強いことから、英語では「killer whale」とも呼ばれるほか、種小名の「オルカ」、「グランパス」、「ブラックフィッシュ」などの呼び名も存在する。
アイヌ語での名称は「レプンカムイ」のほかに、「アトゥイコロカムイ」「カムイフンペ」「イコイキカムイ」などがある。樺太の方言では「レポルン(タ)カムイ」「トマリコロカムイ」「チオハヤク」「カムイチㇱ」とも呼ばれる。礼文地方では「イコイキフンペ」「モハチャンクㇽ」「シハチャンクㇽ」「イモンカヌカルクㇽ」「カムイオッテナ」といった名称があり、幌別地方では「トミンカㇽカムイ」「カムインカㇽクㇽ」「イソヤンケクㇽ」「カムイラメトㇰ」といった名称がある。
中国語では、「虎鯨」「殺手鯨」「殺人鯨」などの表記が存在する。
*Wikipedia より
「鯱」
鯱(しゃち)は、姿は魚で頭は虎、尾ひれは常に空を向き、背中には幾重もの鋭いとげを持っているという想像上の動物。また、それを模した主に屋根に使われる装飾・役瓦の一種である。一字で鯱(しゃちほこ)・鯱鉾とも書かれる。江戸時代の百科事典『和漢三才図会』では魚虎(しゃちほこ)と表記されている。 大棟の両端に取り付け、鬼瓦同様守り神とされた。建物が火事の際には水を噴き出して火を消すという(これは鴟尾と呼ばれる)。本来は、寺院堂塔内にある厨子等を飾っていたものを織田信長が安土城天主の装飾に取り入れて使用したことで普及したといわれている。現在でも陶器製やセメント製のものなどが一般の住宅や寺院などで使用されることがある。(金鯱が京都の本圀寺などにある。)
瓦・木・石・金属などで作られる。城の天守や主要な櫓や櫓門などにはよく、陶器製(鯱瓦)のものや、銅板張木造のものが上げられる。城郭建築に用いられている銅板張木造鯱のもので最大の現存例は松江城天守(高さ2.08メートル)のものといわれている[3]。青銅製(鋳造)のものでは、高知城天守のものがある。
*Wikipedia より
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