いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

<日本酒> いい風 純米吟醸

2022-03-11 08:14:39 | 日本酒

 KuraMaster 2021年度 純米酒部門 プラチナ賞 35/45 「いい風 純米吟醸」

精米歩合(%) 55 %
酒のタイプ その他、5年未満の古酒を含む
アルコール度数 16.5 %
日本酒度 +8
米の品種1 Omachi 100%

 山岡酒造株式会社 広島県三次市甲奴町西野489-1

 山岡酒造のラインナップ

 「瑞冠」純米大吟醸 山田錦50・純米 山田錦70 超辛口・純米 山田錦70 中汲み生酒 など

 蔵の歴史、風土など
 創業は、1890年ころに江戸時代から続く、井堀酒場を買収。経営を引き継ぎ現在4代目。創業当初は、祇園正宗でスタート。ところが、京都伏見の酒蔵の商標を侵害していたことが判明。昭和2年、祇園正宗を返納、酒銘「瑞冠(ずいかん)」を頂いた。元々は四国の酒蔵の銘柄。瑞雲(ずいうん)冠天下(広く世の中に良いことが広がる)の意味おめでたい銘柄。

 山岡酒造のある三次市は広島県北部に位置し、標高350mと、寒暖の差の大きい地の利を生かし酒米生産に力を入れています。冬季には、酒造に適した低温期が長く10月から4月にかけ酒造りを行っています。


 酒造りへの想い
 伴農繁醸(はんのうはんじょう)(農業とともに取り組む酒造り)を実践。「地酒は、文化」を、モットーに地域の食文化と共に歩む、酒造りを心がけています。亀の尾はじめ、山田錦、雄町、新千本を地元農家と共に育て、お米の味わいの生きる、伝統的、個性ある酒つくりで、旨味豊かな、味わい深い瑞冠を醸しています。食糧管理法が施行されていた1980年代から、自社田での酒米生産にも取り組み、農薬を使わない合鴨農法など安全、安心の酒米作りを心がけています。酒造業を中心に地元農業と連携し、循環型地域経済へ貢献する瑞冠の酒造りです。

 仕込み水は、蔵から4km、冬季には積雪が多い標高500mの山際から湧き出る「有田清水」を使用。水質は、中軟水、適度なミネラル分が酵母の健全発酵を支えます。とりわけ、低温で空気中の硝酸還元菌や乳酸菌発酵から始まる、江戸時代から続く酒母(しゅぼ)づくり(酵母の育成方法)、きもと酒母には欠かせない最適の仕込み水です。


 蔵元、杜氏、蔵人ご紹介

 伴農繁醸(はんのうはんじょう)(農業とともに取り組む酒造り)を実践。「地酒は文化」を、モットーに地域の食文化と共に歩む、酒造りを心がけています。亀の尾はじめ、山田錦、雄町、新千本を地元農家と共に育て、お米の味わいの生きる、伝統的、個性ある酒つくりで、旨味豊かな、郷酒(さとざけ)瑞冠を醸しています

 杜氏 畑中 裕次
 現在47歳。18歳より安芸津町今田酒造で広島杜氏保広氏に師事。その後、岡田杜氏の元、岡山県中田酒造で修業。
23歳で山岡酒造入社。弊社で酒造りに従事して24年。自ら酒米雄町を栽培。お米の味わいを最大限表現する酒造りを追求。
近年は、自社精米機で扁平精米にも取り組む。流行の酒質を追うのではなく、地域の食事との相性を基本に食文化に貢献する酒造りです。
酒造りを通して、地域に貢献できる人としての成長を目指し、地元出身の社員5名で頑張っています。

 愛飲家の皆様へ
 私たちは、「地酒は、文化」を合言葉に、潤いと誇りある地域社会に貢献する酒造りに努力しています。今日本酒の味わいは、かつての淡麗辛口の流れから、より食事を楽しむことができる芳醇辛口のお酒へと進化しています。瑞冠は、口当たり柔らかく、のど越しはきりりと切れる、飲み飽きしない芳醇辛口のお酒です。適度な熟成を経て、全種類、お燗もできるお酒です。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« <伝統野菜> 神奈川 寺尾二... | トップ | <慣用句・諺> 越鳥南枝に... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本酒」カテゴリの最新記事